※新時代のスタート・今日から元号が令和になった
若手夫婦はチビッコを連れて、行楽お泊まりでいない。
予報では終日雨マークと知りつつも、ジジは早朝から鯉のぼりを揚げた。
雨でびしゅ濡れは覚悟の上、令和初日を端午の節句と重ね合わせて、祝ってあげたい孫へと諸々の思い。
新時代の令和、孫たちの時代が平和で良き時代であってと祈り願いつつ。
昨日は予想外に賑わって、牧之庵の蕎麦が底をついたそうだ。
こんなに長い連休は初めてのこと。用意する蕎麦の予測が難しいと、ジジは戸惑い嘆いているようだ?
正に嬉しい悲鳴と言いたいところだが、あんまり忙しいのもどうしたものか?
老骨鞭打つ老体じゃから程々にと、我が儘言っちょるて!困ったもんじゃ、失礼千万。
そんなことで、今日の蕎麦は昨夜遅くに、むち打ちジジは蕎麦を備えた。
ところが!、これが外れて、今朝から雨降りの悪天候、牧之庵は天候には顕著に反応する。
令和のスタートは、そんなことで始まったが、ジジ、ババは平成から令和に跨がって、ご縁を繋げ続けていることに感謝している。
前日に、充分用意した筈の蕎麦。
だが、何を考えてるのかジジは早朝から蕎麦打ちをしていたようなんじゃ?
そうなんだね、ジッチャマは令和の初日早朝から、お祝いの蕎麦が打ちたかったんじゃとよ。
なんでも、これまで牧之庵を支えて下さった、全ての人に、全てのものに、諸々に感謝を込めて蕎麦を打ったんじゃと。
昨夜は、終わり行く平成時代に、今朝は始まった令和時代の幕開けに、「打ち納め」と「初打ち」なんだとか。
まあ、あれこれ言うとうるさいから、そういうことにしておこうか。
令和の幕開け、雨上がりの中でブナの葉っぱが萌えている。(この平地でブナが自然に生育してるのは希なんですよ。高山樹木でもないが、牧之庵に3本、前の弟の家に1本あるくらい珍しい存在ですよ)
何時もこの時期は、連休中の騒々しさの中で、自然の移り様を見過ごしてきた。
まさに新時代の幕開けに相応しい色、新緑の爽やかな若草色が此処にある。
令和よ穏やかであれ、孫たちに良き時代を与えてくれ。爺はこれからの新時代に安寧を願う飲み(いや、だけの間違い)じゃよ。