昨日今日と真夏のような気候、湿度がないから気持ちが良い。ここ魚沼の盆地は、一面が緑の絨緞を敷き詰めた様な平原になった。水無月(六月)に入って、最初の土曜日。アジサイが蕾みをふくらませて梅雨を待つ。うっかりしていたが、牧之庵の庭ではシロバナタニウツギが花を散らせ、代わって隣でヤマボウシが咲き始めていた。追って、ウツギ(ウノハナ)、バイカウツギ、ベニウツギが開花を待っている。
ヤマボウシ(山法師)、庭には2本のヤマボウシがある。この花は茶室に好んで生けられるそうだ。白い花弁のように見えるが、実は4個の額の一部だそうな?家内も取り分けこの花を好んで生けていました。僕が山からいただいてきたんです。牧之庵を開業する以前の事です。
☆日々様変わり、牧之庵の庭
縁側から玄関方向を望む。水辺はリュウキンカ、ワサビが少々。この時期は流れの水が汚くて、毎朝、水中の砂利を掃除して表面に沈着した泥を洗い流します。「まあ、きれいな水ね」お客さんは喜んでくれますが、裏方は大変なんです。
縁側の外は小川が流れています。その中に飛び石(沢渡石)を配石し自由に歩くことができます。
流れの上流、真ん中辺です。写真中央部に小さな滝があり水が落ちています。近くにワサビが1本。上流の水辺はリュウキンカ、九輪草が見えます。上流は水芭蕉が育っています。