10日以上前から夜になるとフクロウが鳴いている。本当に暫くぶりだ。暫くぶりと言うより、もう何十年も聞いていない。10年、いや20年も前かも?兎に角、フクロウの存在自体忘れていたから、もっと前になるのかも知れない。「ホー、ホー」闇夜の静寂さの中だから、取り分け大きな声で聞こえてくる。牧之庵の木戸の入り口に燐家の大きなケヤキの木があるのだが、その上で鳴いているようだ。一昨日は遠くで聞こえたが、昨夜は8時頃から再び戻ってきて鳴いていた。興味本位で投光器を持って探したが枝葉の茂みで見つからなかった。時代劇の闇のシーンにたまに演出で出てくるが、何か起こりそうな場面に登場する事が多い。僕も今の時代でないような錯覚を憶えて、何か不気味な異様さを感じた。
それにしろ、暑い日々が続いて、畑の野菜類、庭の草木が雨を待っている。一雨欲しいのだが、なかなか降りそうもない。
今日の牧之庵はお客さんが大勢来てくださった。お昼は3時過ぎにいただいた。千葉のお客さんが、お土産用のそばを求められたがなくなってしまった。仕方ないから夜用のそばを持って帰るとおっしゃられたので、お昼を食べてそこそこ、そば打ちを開始した。5時頃に取りに来られて持って帰られた。美味しかったので、お家にお土産に持って行かれるそうで誠に有り難いことだ。こういう時は忙しいなんていってられない。「旨く打つぞ」と張り切って力を込める牧之庵の親爺であった。
孫の「優侑」と牧之庵の一員で猫の陸(りく)です。牧之庵が蕎麦屋になって一番の犠牲者です。以前は内猫で飼っていたんですが、衛生上の問題、お客様商売の関係でやむなく住処は作業所に移転しました。人なつっこくて、誰にでもスキンシップを要求します。雄猫ですが去勢しましたので、今は中性。かなり歳を取りました。もう80歳以上(人間では)です。冬は寒いので前の家(分家)にお預けしてお家の中で温々と過ごします。養子の先も見つかっていたんですが、三女が猛反対、私どもも対応に苦慮したんですが、結果的に今の状態に落ち着きました。時間の経つのは早いもので、あれから4年が経とうとしています。養子に出さずに良かった。後悔せずに済みました。例のギター狂の「鳥羽さん」も大の猫好き。いらっしゃると「陸」がすり寄りお出迎えします。
おい!みちょるかい☆★♂◎.......おいちゃまに、なんちゅうかっこうしゃせちゃうん、いいちゃげんにゃしちゃん、じゃけんじょ、ゆうちゃんまっくりゃけじぇ、ちょわい?じじにわちょるか?
今日はいつも来ていただいている、お手伝いの叔母さんが都合が悪くお休みです。代わって、三女の娘が会社のお休みを返上して、お手伝いしてくれました。会社がお休みなのに今日は終日手伝ってもらいました。感謝、感謝。いつも手伝っている二女は、基本的には日曜日はお休みです。今日はパパが野球で居ないので、忙しい時間帯に心配で来てくれました。子供等(愛斗、優侑)同伴で。