昨夜はブログを休んでしまった。お昼に友人がきてくれて、夕方店を閉めてから、隣町の越後湯沢で飲み会の約束をした。
温泉街を飲み歌い歩いて、帰宅したら日付が替わってしまいました。
空白をつくらないようにと、書くだけは頑張ってきたんだが、こういう事も、たまには仕方のないことだけど、ちょっぴり残念でした。
今日から9月に入った。雨の日が続き、めっきり秋って感じのこの頃。
牧之庵も中旬頃から温かいメニューが加わり、暖簾も秋用の茜色に交換する時期が来た。
3日が大安だから掛け替えしようと思っている。
☆訪ねてきた秋田からの久しい友人
40年近くも前の話になるが、同級生が秋田県の八郎潟干拓地に入植した。
当時はまだ、米の増産が叫ばれていた頃のことだが、十日町市の実家を引き払って、家族総出で移転したのだった。
国営事業で八郎潟を干拓して、全国から入植者を募った。
一個あたり10〜15町歩の圃場を取得し、居住資金、営農資金等々の巨額の資金を投じての入植だった。
国策に添っての事業とは言え、日本の米事情は、この地でも余剰米という現実に直面することになる。
今でも続けられている「米の生産調整」だ。
彼は入植仲間を募り会社を設立し、自主販売に販路を見えだした。
直接消費者に販売する手段で活路を探り、成功してきた。今日も、その販路先での営業活動である。
旧塩沢町の工業団地に日本有数の食品工場がある。うどん、おにぎりが中心だが、最近は飲料水も生産している。
彼の会社で米を納入する商談が成立したらしい。「あきたこまち」である。
お昼過ぎに、この工場の幹部の案内で牧之庵を訪れた。実に、35年来の訪問だ。
30分程の滞在だったが、実に懐かしく、あの頃の時代に花が咲いた。
今後は、当地に来る機会も増えるとのことなので、今後来たときにでも、じっくりと飲み語る約束をして、帰って行った。
秋田からは3人で来て、悴さんもいた。
僕らの学生時代の頃の年齢よりも、年配の様だったから、如何に僕らが会わなかった事になる。
改めて、過ぎ去った時間の早さと、歳を重ねたことに驚愕した。