morimori -ski さんからブログにコメントをいただいた。ミョウガの美味しい食べ方はないかって事ですが、美味しいかどうかは自信がありませんが、この地方で昔から一般的に食べている方法をご紹介します。
☆ミョウガの甘酢漬け・味噌漬け・きんぴら・梅酢漬け・塩漬け・しば漬け
☆甘酢漬け:甘酢「酢1/3カップ(およそ70ml) 砂糖大さじ2 塩小さじ1/2」ミョウガ10個(約200㌘)
作り方①甘酢の材料はよく混ぜ合わせておきます。②沸騰した湯で30秒程度茹でます。水気をよく切って、あらかじめ作っておいた甘酢の中に熱いうちに漬けます。
30分くらいで食べられます。食べられるときに細く切っていただきます。ズイキも同じ要領で作りますが、甘酢に漬けると朱色に染まって鮮やかです。この時期は汗をいっぱいかくんで、酢物は良いんですよね。
☆味噌漬け:漬けるための容器(タッパ)を用意します。ミョウガだけでも良いでしょうが、せっかくだから、いろいろ漬けてそれぞれの野菜の持っている風味を楽しむのも良いですね。一般的には、大根、きゅうり、なす、にんじん、ごぼう、昆布、そしてミョウガでしょうか。
材料 ミョウガの他は好みに合わせて用意すればいいでしょうね。下漬けと本漬けをしますので、塩、味噌を用意します。適当で良いんでしょうが、ある程度限定してみましょうか。
30㎝×20㎝×8㎝くらいの容器に漬け込む事にします。大根半分、キュウリ5本、にんじん3本、なす5本、ごぼう1本、昆布30㎝、ミョウガ10個、塩(野菜の4.5%)、味噌1.5㎏(かなり適当)
作り方 ごぼうと昆布、ミョウガ以外は、塩で下漬けをします。
①大根とにんじんは皮をむき縦半分に切り、手のひらで塩をすり込むように付け、キュウリと一緒に漬け容器(できれば、ほうろう容器)に詰め、水を軽くカップ一杯注ぎます。落としぶたをして3㎏くらいの重石をしておきます。ナスは塩を付けて別容器に詰め、水を軽くカップ一杯注ぎます。落としぶたをして、軽く重石をします。3〜4日で水が上がってきたら取り出して水洗いして30分ほど水にさらします。
②いよいよ本漬けの準備作業です。水にさらした野菜はしっかりと水気を拭き取り、半日くらい天日で干します。味噌が柔らかくなるのを防ぐためです。ゴボウは皮をけそいでからサッと茹で、水に取り上げます。水気を切ってから、塩を塗っておきます。昆布は巻いて端を強い糸(たこ糸)か輪ゴムでとめます。さて、ミョウガですが、軽く塩を塗っておきます。
③本漬けをします。用意しておいた容器に適量の敷き味噌をします。その上に、準備しておいた野菜類を並べて、上に残りの味噌を敷きます。ラップをしっかりと貼り付け、冷暗所に置きます。
④浅漬けは3日目頃から楽しめます。大量にしたり、保存期間が長い場合は漬け直しをします。野菜の味噌をしごき取り、味噌だけ鍋に入れて弱火でかき混ぜながら、もとの状態になるまで練り混ぜます。水分を取る作業です。完全に冷ましてから、本漬けの要領で漬け直します。暑い時期は冷蔵庫に入れておきます。半年は楽しめます。
これはあくまでも参考です。ミョウガだけでも十分なら単品で漬けるのも良いでしょう。食欲の落ちがちなこの時期、ご飯が進むでしょう。冷たい麦茶のお茶漬けには絶品です。
ここ2日間くらい、お客様(海老名の吉田さんご夫婦)がいらっしゃったり、お店が忙しかったりでブログに向かい合う時間がなくて失礼しました。続きは日が換わってから書きます。