牧之庵の庭先は、白からピンクの花々に移った。ヤマボウシや、ウツギの白花から、やがて梅雨に入り、アジサイの咲くまでには、もう暫くの前座が必要だね。その当座をピンクの花々がつとめるんだ。放っていても勝手に増殖し、手間の掛からない「イモカタバミ」、「ムシトリナデシコ」、「コシジシモツケソウ」も開花までには時間の問題だよ。迷惑なほど登場する「アカバナのウツギ(正式名は不明)」だが、日増しに咲き誇る様は無視できないんよ。
イモカタバミ(芋片喰) ムシトリナデシコ(虫取撫子)
こいつらは、勝手に増殖するね。「イモカタバミ(芋片喰)」、なんで芋なんだよ?そう、花には関係ないんだね。地下の塊茎が芋に似てるからだそうな。こいつで増えるんだね。兎に角、旺盛な繁殖力で、ストップがきかないんだね。絶やすのが困難なくらいにね。一方の「ムシトリナデシコ」、空き地や河原等の日当たりの良い場所なら、所構わず生えてるね。どこからともなく種が飛んできて、勝手に生えたんだが、花が綺麗なんで除草から難を逃れたんよ。虫取りって名前だから、虫を捕まえて食べるの?って思っちゃうけど、茎の節間から粘液を出して害虫の侵入を防ぐだけで、食虫植物ではなさそうだね。
見事に咲き誇るのはウツギ、取り分け「アカバナのウツギ」は今やピークだね。我が物顔で一人舞台よ。まあご覧下され、玄関にも生けられちやったよ。ウツギ三昧だよ!
田圃の畦畔までウツギ三昧
玄関先にまで生けられちゃった。紅白ツーショット