☆ちょっと、蕎麦をいじってみたが?大失敗の巻
実を言うとない、ここ3、4日のそばが気になるがそい。なしてんがだい?
ほんとん事を言うとそい、ちっとばか色気出して、いっさぶりで、そばの調合を弄ってるがそい。
そば粉の調合と、ちょこっとした悪戯をしてみたんだども、蕎麦って奴は正直もんで、ほんの僅かな弄りでも、見抜いてしまうがだない?
ほんの試しに、と思っての好奇心なんだども、やっぱり誤魔化しはいかんない。詰めが甘かった。う〜ん?まあ〜、誤魔化しじゃないんだけどね。営業しながらの試行がいかんかったんよ。
特に、昨日今日の蕎麦は最悪!お客さんには申し訳ねがだども、ほんとに最悪なんだよ。
初めて食べたお客さんは、なんじゃコレ!って、おもったんじゃなかろうかない?それ程、最悪だったんだ。
何度か来ていただいてるお客さんは、あれ?なんじゃ?って、思われたんじゃないだろうか?
自分だけの、単なる気付きであって欲しい、そう言え聞かせたが、そうもいかんがね。
いや〜 、もう止めた、明日からは、今まで通りに元に返すよ。
多少の試行は、今までもやって来て、少しずつ手を加えて7年間、自分なりの蕎麦がそこそこ出来上がって、ここ何年かは固定して打って来たんだね。
思うところがあって、閃きを試したってわけよ。でも、そいつが極端だったから、予想外の結果が出てしまったってわけよ。
いやはや、大失敗だった。詰めが甘かった。気づいたお客さんには、申し訳ないことでした。誠に相済みませんでした。
人間の思い上がり、調子に乗って、初心を忘れるのが最もいかんがよね。以後、反省!免じてご免あれ。