時期的に遅れて始まった今年の稲刈りだが、牧之庵の周辺は殆どが終わった。
悪天候と日照不足で、予想通りの作況だったようだが、牧之庵は去年と殆ど同じくらいの収穫をみた。
他人様が大豊作の年でも、我が家では一寸良かったかなくらいの収穫量しか獲らない。
今年は凶作だったって年でも、そこそこは獲れる。だから、大喜びも無く、嘆きも無い。
極端なブレが無く、コンスタントに収穫して欲はかかない栽培法なんだ。
これだけは言えるんだね。
「極端の多収穫は確実に食味を低下させる」。美味しいお米は、そこそこの量しか獲っちゃいかんがよ。不味いからのう〜。
10月1日から、新米に切り替えた。
米櫃に残っていた古米、在庫の古米は親戚や子供らに処理をして貰った。
してそのお味は? やっぱり、南魚沼産、塩沢米、そのまた中之島のコシヒカリはうんめて!
秋分の日から確実に昼が短くなって、間違いなく日が短くなってきた。
朝晩も気温が寒くなって、薄い布団が要るようになった。寒い朝は霧が発生することもある。
秋は足早にやって来た。一雨毎に秋が深まる。
玄関先にババが、そんな秋を生けた。
我が家の庭先の花がちょっと途切れた。裏の畑で栽培している菊も、早い物が咲き終えて、後続はもう暫くの待ちとなる。
ホトトギス、シュウカイドウも終盤を迎え、数少ない品種で秋を纏めた。
黄色の小菊、ケイトウ(鶏頭)、フジバカマ(藤袴)、シオン(紫苑)で秋の花を纏めた。
数種類の菊が裏の畑で出番を急いでいる。先ずは、ピンクの小花が秋を追いかける。