牧之庵の常連中の常連さん。埼玉にお住まいの鳥羽さんご夫婦。
湯沢町と当市(旧塩沢町)にそれぞれリゾートマンションをお持ちで特別の用事がない限り毎週週末に来られて、魚沼の四季を満喫していらっしゃる。
金曜日の仕事明けに来られ、日曜日の夕方にお帰りになられる。
牧之庵には来られた日の夕食、翌土曜日の昼食(場合によっては夕食も)、日曜日の昼食を食べ、夕方近くにお帰りのローテーションが数年来続いていらしゃる。
まったく余計なお節介だが、よくもまあ飽きずに足を運んでいただいています。
ご主人は趣味が多彩でいらしゃって、特に渓流釣りはプロの域。
腕前とエピソードは以前のブログでご紹介した通りです。
以前は「日本刀」のコレクションにはまっておられたようで、砂鉄を集めてまで著名な刀剣家に注文していたようです。
最近はギター狂で、そのコレクションは我々貧乏人には趣味を超えて道楽の域(相当失礼)、数百万のギターを数本お持ちで、マーチンに特別な執着がおありのご様子。
昨年、マーチン社で50本制作予定のD−100デラックスを1本購入しました。
驚くなかれ、1,300万円もするのです。
そこまでなら、ただびっくりする位ですが、そんなことで終わってないんで
なんと、もう1本買ってしまったのです。これから先は別世界、表す言葉もありません。
今狙っているのが2千数百万円のマーチンなんです。無論、投資を兼ねてのコレクションでしょうが、我々凡人の世界ではありません。
最初の1,300万円のギターは牧之庵に持ってきて見せていただきました。写真を撮って店内に展示してあります。
筆舌しがたい繊細な螺鈿が豪華に施してあります。ここまで来ると楽器ではなく宝物。
ギターは湿度に敏感なんだそうで、ご自宅では空調の専用室で管理している様です。
これくらいになると、ケースも半端じゃありません。見たからに高価そうな牛革製、これだけでも数百万って感じ。目の保養になりました。
鳥羽さんご夫婦、例によって19日(金)の7時半頃にお店にいらっしゃいました。
いつも来ていただくので、孫たちもすっかり懐いてしまいました。奥さんにおんぶしたり、いたずらしたりで。
私も金曜日の夜は暇なので、失礼して囲炉裏で仮晩酌。今日のお昼もいらしゃいました。
ああ、そば打ちの時間です。ちょっこら失礼さん。また後で。
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