昭和40年8月20日
九州路最終の地・佐世保
昨夜(8月19日)は、佐世保駅近くの高台の旅籠「緑屋」で汗を洗い流し、朝(20日)を迎えた。
当初計画より2日も早く、急ピッチで回った来た。
そして、今日が九州路最終の地となる、西海めぐりである。
先ずは、観光バス発着所で申し込みを済ませて西海めぐりが始まった。
佐世保9:30→弓張岳展望台・水族館・九十九島遊覧・亜熱帯動植物園・造船所をめぐり→佐世保13:00着
観光バスで知り合った、僕と同じようなひとり旅の若者の誘いで、西海橋に行くことになった。
渦潮の西海橋
すべての観光が終わり帰路につく。
佐世保17:10発(急行平戸・新大阪行き)→有田17:39→博多19:50→(8月21日)広島1:26着
宮島に行く計画で広島駅に降りたが、余りの強行のため、時間配分が狂ってきた。
何しろ、早朝に着きすぎて待ち時間がありすぎる。
懐事情も乏しいし、疲れも溜まってきた。
急遽、予定変更して帰路につく事にする。
広島駅で仮眠をして、一番速い列車に飛び乗った。
広島(急行桜島東京行き)3:38→東京17:46→上野21:58(普通列車)→塩沢3:52着
塩沢駅に着いたのは、8月22日の早朝4:00ちょっと前。
かくして「九州路ひとり旅」、Travel round the 九州 one person travelの終了であった。
40年以上前の我が青春の足跡、貴重な思い出としてスクラップブックに綴られている。
「縁の深い九州路」と銘打ったのも、それから7年の後に結婚、その新婚旅行が九州に行く事になる。
それから25年(10年前)を経て、記念旅行が、またまた九州(湯布院とハウステンボス)の旅の縁へと続く。