☆お花見 桜が一挙に開花。まさに春爛漫だ!
残念ながら、牧之庵にはお花見の出来るような桜がない。
小学校の時分には玄関先に大きなボタン桜があって、それは見事な花を見せてくれていたが、老木で枯れてしまった。
それ以来、何度か苗木を植えたが、場所が悪かったのか、雪囲い等の管理が不十分だったのか満足に育たずに今日まで来てしまった。
一本くらいは育てたいと思っているんだが、今のところ、駐車場から見て最高の位置に分家の桜が大きく育って、さながら牧之庵専用で毎年楽しませて貰っているので重宝だ。
昨日も牧之庵の閉店時間に合わせるかのように、分家でお花見を始めた。
この桜は、分家の長女の誕生祝いに植えられた記念樹で、かれこれ30年近く経つが環境条件が良いのか随分と成長した。
一昨年の大雪で枝折れの被害を被ったが負けじと立派に花を咲かせた。
今日のお花見は、記念樹の主の家族が来てまずは始めた。
閉店時間過ぎに一組の団体さんの予約が入っていたので、それを出し終えて、僕も合流した。
やがてババも、お婆ちゃんも来て、さながら何処のお花見か?分からないほどに。
まさに「花より団子」、寒くなって来て今度は分家に寄り込んで飲み直しが始まった。
奇しくもではないが、今日はババの○○歳の誕生日、本当は子供等を呼んで牧之庵でささやかなお祝いをすることになっていたんだが、長女の孫が風邪でダウン、僕等もゴチになっちゃったから中止。
ババも「お祝いして貰う歳でもなくなっちゃった」と、根っから本ノリではなかったようだ。
日曜日の夜は、普通であればお客さんは来ないだろうから、取りあえずは店を開けて、そば屋の主(ジジ、ババ共に)は分家で飲み浸り。
バースデーケーキは一夜明け越し、先程戴いた。