牧之庵のお昼の閉店(2時)を過ぎ、もたもたしていると瞬く間に日が暮れる。
夜の開店の看板を「営業中」に裏返す時には、行燈の灯りも同時に灯す。
朝晩の気温は勿論のこと、日中の気温も上がらなくなった。
牧之庵では、今日始めてエアコンを暖房にした。閉店後、暖簾を降ろす頃には、すっかり寒くなって来る。
秋の夜長の始まり、居間ではストーブの火が入る。
夕食時の晩酌も、焼酎のそば湯割りか、燗酒が恋しくなった。
昨日、お昼御飯を食べ終えて、ホームセンターに雑貨を求めて行った来たが、店頭には、雪囲いの材料が所狭しと並んでいた。
「ああ〜、そうなんだよなあ〜、もうそんな時期か」、ついこの間の猛暑が、遙か先の出来事のように感じられる程、足早に秋が来て、一瞬にして深まり、駆け足で冬へと向かう。
此所魚沼の冬は早い。
北海道では、雪の報も出てきた様だ。
昨日の早朝、秋を生ける材料を採りに山に行った。前回(十日ほど前)行った時に比べると、山頂では紅葉が始まっていた。
秋の夜は、寒々しさと相まって、静寂さも助長する。そんな夜の、牧之庵の一齣を画像に納めた。
「秋の夜、静寂の時間」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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静寂の時が流れる。秋の夜長・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。