ここ2日くらいで田圃の雪も殆ど消え、日陰部分と屋根からの落雪の山が残っている程度になったね。
桜も蕾が膨らんで僅かに中からピンク色を覗かせる。
畑では、ツルナが発芽し、雪に踏みつぶされた秋蒔きのホーレンソウが腰を上げ葉が立ってきた。
昨日あたりから新学期が始まったようだ。
子供等が、春の交通安全のおばさん等に見守られて元気に登校する。
顔を洗って朝食だ。先ずは仏壇にお参りをする。
「今日から孫が1年生に入学です。どうか、この先お守りください」普段より念入りにお参りを済ませた。
今日は、我が孫(二女の長男)が初めての小学校に入学の日。
次男坊は、牧之庵に預けて両親連れ添って入学式に出席だ。我々の孫では、初めての小学生の誕生だ。
長女の娘は、保育園の年長さんになった。これも、来年は学校にあがる。
孫が成長する分、ジジ、ババは年を追って老け行く定め、これ世の必定なりか。
「ただいま!」元気な声で孫が来た。
みんなが玄関に走り寄って来る。時計はお昼時間をかなり過ぎていた。
フォトスタジオで記念写真を撮ってきたらしい。
ランドセルは、90歳を過ぎた我が母親からのプレゼント、みんなで玄関で記念写真。
孫にも衣装とは、正にこのことか?すっかり大人びて、なかなかどうして、凛々しいではないか。
明日からは、本格的に登校だ。
保育園とは違って、今度はなかなか自由が利かなくなるんだな、「ババが嘆く」。
何度となく保育園を休ませて、牧之庵の定休日に駆り出されたが、今度はそれも出来ないんだ。
商売が商売だから、孫の休み日には、店は忙しい時期、孫と繰り出す時間がなくなった。
かなりショック、寂しい親バカが本気で悄気る。
春爛漫、ピカピカの1年生のスタートだ。孫から卒業できぬババがいる?