雪解けの庭先で、昨秋の落ち葉を掃除していると、地表に落葉しない濃緑色の葉っぱが目に入る。
熊手で掻き集めていくと、その葉っぱの陰から、奇妙な恰好をした不気味な物が目に入る。
普通では見過ごしがちだが、実は、これも花なんだね?写真は先日、分家の親爺が撮ったものなんだが、去年の秋に咲いた花の残骸なんだね。
世にも摩訶不思議な「醜い花」なんだが、大抵の人が此奴を花とは気付くまいね。
去年の10月22日に、この「カンアオイ」について記述した事があったね。
通称「ぶんぶくちゃがま」というが、花が茶釜に似ているところから呼ばれて来たんだろうね。
その時のブログでも少し触れたが、ある時、牧之庵にお越しのお客さんに尋ねられて、この植物の名前が分からなかったんだよ。
分かっていたのは「ぶんぶくちゃがま」って、通称呼ばれている俗名だったんだ。
その時、インターネットで検索して出会ったのが、幸いにも専門的なホームページだったんだね。
興味ある方は、下記のアドレスに訪問して見てください。
半端じゃないんだね、凄いから!
◆四季のうつろい.小さな庭 http://www1.seaple.icc.ne.jp/kawa-ese/index.html
これって、「コシノカンアオイ」って品種らしいんだけど、花の写真は、分家の親爺が撮ったんだ。
牧之庵の庭にも、いっぱい親葉の陰で発見したよ。それにしたって醜いでしょう?この花は........。