夜の開店時間のちょっと前に、長女が来た。
女の子の孫を連れて、ババの連絡を受けてのちょっとの立ち寄り。
そう、今日はひな祭りだから、ババは散らし寿司ならぬ、お赤飯を作って待っていたんだね。
この孫は、この春小学校にあがるんだ。
今日は保育園で作った、お雛飾りの貼り絵を持って自慢そうに持ってきたんだよ。
うう〜ん、実にいい出来映えだ!さすがに年長さん、小学校に上がるだけあってさすがだね!
あまり誉めるもんだから、当人もご満悦「ジジ、これお店に飾ってもいいよ」だってさ。
ちょうど良いタイミング、赤飯も炊けたらしい。
実は、あるお客様から御丁寧にも、かの有名な「ももいちご」を送って頂いていた。このお客様、昨年に牧之庵にお越しの際、孫と約束していたんだとか?
東京のお客様なんだけど、30歳そこそこ(失礼かな?)の素敵な女性、お話を伺うに旅好きでグルメ嗜好、お酒も結構いけて、どちらかというと日本酒党?お冷やでグイグイ飲んじゃうが、食が細いらしく肴を召し上がらない。
細身の割りにはピッチが速いから、冷や酒が一気に回って、直ぐに酔っぱらい気味?
そんな彼女が、律儀にも孫との約束を覚えておられらしいんだね。
有り難いことに約束通りに、おひな祭りの今日、美味しい「ももいちご」を送って頂いたんだね。
一粒、うん百円もする優れもの、開けると同時にむしゃぶりだして、瞬く間に食べるは食べる。
実をいうと、どの孫との約束だったのか?とんと分からなかったから、取りあえずは、すべての孫にお裾分けさせていただいたんよ。ばばが、炊けた赤飯と一緒に届けてきた。お陰様で、孫達は大好きな超美味しい苺を頂いて大喜び。
ホントに、ご馳走様。実に有り難いことです。感謝です。