今日は水曜日、ババは実家に父親の法事があって朝早くから出掛けた。婿殿が出掛けていくほどの年忌回りではないので、近くの子供等だけでお経に会うんだそうだ。
俺も行こうかな?「あなたが行くと、その後が大変だから止めて!」難なく制されてしまったよ。
まあ、それは冗談として、今日のおいらは精密検査の予約に行く事にしていたんだね。
先般の人間ドックで潜血に引っ掛かってね、検診センターから送られてきた紹介状を持って、市内のクリニックに行って来たんだよ。
もう40歳の頃から、一回も休まず20年も行き続けるが、便潜血に引っ掛かったのは、今年を含めて4回目のこと。
平成16年に始めて引っ掛かって、その年は精密検査を受けたんだよ。
前の日から、腸内掃除のため大量(確か2リットルほどの美味しい?洗浄水)の洗浄水を飲まされて、翌日は麻酔薬を飲んで尻の穴からカメラを入れて検査よ!何たる無様な恰好、しょうないよ。
その時にポリープが何個か見つかってね。細胞検査したんだけど、悪性じゃなかったし、まだ小さなイボ状のポリープだったから、お医者さんと相談の上、暫く様子を見るって事で放置してあるんだね。
ところが、翌年(17年)も引っ掛かって、またまた紹介状を戴いたけど、結果は分かっていることだから、放っておいたんだ。
翌18年は、異常なし。19年にまたまた便潜血、放置。20年は異常なしで、今年また引っ掛かったんよ。
だから、16、17、19、21年と4回も引っ掛かってるんだね。そのうち、精密検査の検診は、初回の1回だけだから、今回は受けることにしたんだね。
初回に発見されたポリープも、もう5年も経ってるから、ちょっと心配になったってわけだね。
始めて行ったクリニック、ドックの結果表を見ながら、対応はベテランの看護婦さんだった。
ところが、この看護婦さん「ご商売は何をしてますか?」余計なことを尋ねてきた。
適当に「自営業です」って、答えておけばいいことに「蕎麦屋です」って、口が滑った。ヤバイと思ったが後の祭り。
そうなんだよ、何たってちっちゃな田舎町、住所で粗方の見当が付いちゃっていたんだね。
「ああ、そうなんだ!○○さんの旦那さんですか!実は私、お宅の奥さんのお友達だったんです」
何!それ!そりゃないぜ、尻の穴にお医者さんが指を入れるってんで「済みません、もう少し下着を降ろしてください」
シドロモドロの親爺、初めから知らなければ、どうって事なかったが・・・・・・・・。
まさか、ババの友人って事になれば・・・・・・その旦那の尻の穴を拭いているって?意識するって、嫌な感じ。
商売だから、どうってことなかろうよ。そう、そうなんだけど、やっぱり、どうも(しっかりしなさい!)
さて、肝心の精密検査の日だが?幾日と、幾日が空いてますよ。
「じゃあ、○○日にしていただけますか」
「ハイ分かりました。その日は、私の担当の日ですから、私が立ち会いますね」
ウヒャ〜!看護婦さんだから、どうってことないが、ババの友人となると話が違うよ!
また、ケツの穴を晒けだして・・・・・・・いっそのこと、日を変えちゃおうかな?まあ、どおってことなかろうぜ。