今朝、郵便物が届いた。早速開けてみると四切の大きな写真が額の中に入っている。これは春先に牧之庵にお越しいただいたお客様が、孫の写真を撮ってくださり、写真展に出品なされて見事入選された写真なんです。ご丁寧にも、応募前に出品の写真を添えて、了承の連絡をいただいておりました。誠に失礼ですが、僕のまた撮りの写真をご紹介させていただきました。勿論、実物とは比較になりませんが、写真を取り込む術がなく、ご紹介できないのが残念です。実物は店内に展示させていただいてありますので、ご来店の機会がございましたら、是非「入選作の実物」をご覧いただきたいと存じます。尚、下記に展覧会場をご案内いたしますので、お近くの方はお越し頂けたらと存じます。
第39回水戸市芸術祭美術展覧会
撮影者(出品、入賞者):山内勘 茨城県水戸市元吉田町
展示:(会場)水戸芸術館「現代美術ギャラリー」
(会期)第2期 6月28日(水)〜7月9日(日)
(時間)9:30〜18:00(入場は17:30迄に)
休館日 6/12.6/19.7/4
(鑑査評)フラッシュなしの撮影なのに、室内雰囲気と子供の表情がよく出ている。
(鑑査結果の通知、抜粋)第6科に出品された、あなたの作品 [ 孫 ]は、鑑査の結果、「入選」いたしましたのでお知らせいたします。
(撮影)1970年半ばに購入したニコンF3 ニッコール50ミリF1.4絞り開放1/30手持ち
(撮影者の写真歴と御紹介)東京都出身 小中学を中国で過ごし、終戦帰国時に父のカメラを没収される。写真とは縁がなく、大学卒業後、東京大学工学部の助手時代に金属学会金属顕微鏡部門で奨励賞受賞。渡欧し外資系企業で分析機器関係での画像化に努める。1970年以降、原子力技術者としてチェルノブイリ原子炉事故、旧東ドイツ原子炉施設等の写真情報の収集(情報管理)を行い、事故原因調査に当たる。原研(茨城県東海村)の動力試験炉の解体状況を画像データ処理化に協力。東大外来研究員非常勤を68歳まで勤め、平成14年から趣味の写真教室に勤しむ。同年秋の茨城県芸術祭写真部門に初入選。以降、水戸市芸術祭、勤労者美術展等に連続入選。平成17年茨城わくわく美術展に入賞。今回、水戸市芸術祭写真部門で「孫」が入選。現在、ニッコールクラブ会員、茨城イタリア報道写真家協会会員、全日本写真連盟会員、茨城富士フイルム会員、日本コダック社フォト会員。