土用だよー、ウナギだよー
ウナギでも食べて、夏バテなんてなんのその!
塩沢、六日町の夏祭りが終わったら雨も止んだ。
今日から「土用」、今日が入りで18日間、立秋(8月8日)の前日に明ける。
僕の大好物の鰻、そう「土用の丑の日(どようのうしのひ)」鰻の日は今年は23日だね。
先日、湘南のババのお姉さんから「シラスうなぎ」を沢山いただいた。
毎年いただくんだが、これってウナギの稚魚なんだよね。これを養殖して食用ウナギになるんだね。
ウナギは南方の海で孵化して、海を泳いではるばる日本の川まで来るんだとか。
それにしろ、ものすごい数の稚魚が孵化するんだろうね。
その何パーセントかが川に辿り着くわけだから?殆どが、他の魚の餌になっちゃう。
稚魚も「シラス」で相当食われちゃう。
☆「土用」そば屋を始める前は建設関係の会社に勤めていたんで、「土用」には縁があり、実作業面では、直接関係が深かったので、それなりのまめ知識は理解していました。
土用の間は土の気が盛んになるといわれ、土いじり(土工事)は控え、土用に入る前に着工しました。
そうすれば、土用中でも作業が続けられたんです。
お客様相手ですから、気にする人は案外多いんですね。特に田舎はうるさいんですよ。
言葉の定義はインターネットで検索すれば一目瞭然。
「土用」に纏わる言葉や作業等がいっぱいありますね。
「土用干し」昔は防虫剤、殺虫剤、乾燥剤等がなかったから、着物や衣類、畳、ゴザ、布団など一斉に干したんだよね。
幼少の頃、母が衣類をタンスから全部出して、家中に紐を張って衣類を掛け、干した物です。
年によっては、1日で終わらず、2.3日の興業でしたよ。
これらを土用干しと言いますが、田圃の水を切って田面を乾かす事もそう呼んでいます。
各季節の終わりに「土用」はそれぞれにあるんですが、一般的に夏の土用が総称しているようですね。
昨日のブログにもちょっと触れましたが、梅干しも「土用干し」をします。
「土用の丑の日」にウナギを食べる習慣?
何でも江戸時代からだそうですが、いつの世も、商売、商売ですね。
ところで、牧之庵のウナギの日は今夜、23日は日曜日でドタバタするだろうから前倒し。
お先に失礼。好物ウナギで一杯飲んで、夏バテなんのてなんのその!