マタタビ「また、旅」が出来る、元気を貰って旅が続けられる。
取り分け旨い食べ物ではないが、1日一粒食べていると体に良い。
「猫にマタタビ」、昔から薬用として食べ続けられて来た。
牧之庵のマタタビの木
2連梯子もご覧の通り、マタタビは大きなモモノキに絡まっています。
マタタビの葉は白いペンキをこぼした様な模様があるので遠くからでも見つけやすいです。
見つけても、実のならない木が多いんですよ。
今日も晴れる気配はなし。これ以上は、もう待てない「マタタビ」のもぎ取り作業。
仕方なく雨合羽を着てマタタビをもぎ取った。
今年は雪害で「なり物の木」は不作、収穫は例年の半分以下だった。
1回目の収穫は少し早かったが、今回は時期を失して遅すぎた。
連日の雨で延び延びになって今日になってしまった。花が終わって、実を形成すると成長は早い。
適期に近づくと、1日とて見過ごせない。今回は5日くらい遅かった。
さっそく、水洗いをして塩漬けにする。一晩漬けると、かなりの水が出る。
その水を捨て、もう一度塩を補充して重石を軽くし冷暗所で保存する。
使うときは、小出しして半日くらい水に浸し、塩抜きをしてから使います。
塩をまぶして漬け込む前
水洗いしながら不純物を取り除いて、水切りをします。
容器の中で多めの塩をまぶして漬け込みます。
塩の量は適当、ジャリジャリするほど入れてまぶしています。
そのまま、つけ込み容器に移し、中蓋をして重石をのせます。
容器の中で塩をまぶした状態 一昼夜ほど刈り漬けすると、ビックリするほど水が出ます。
水をきれいに空けて、塩を補充します。この時は、上から掛ける程度、重石を半分以下にします。
つけ込み期間に塩が甘かったり、極端に水量が多かったり、重石が軽すぎると色が悪くなったり、実が柔らかくなったり、保存の保ちが悪くなったりしますので、落ち着くまでは、時々確認することが必要かと思います。
逆に塩気が極端に多く、水気がなく、重石が重すぎると、色だけはしっかりしていますが、実が潰れて、縮まってしまいます。
すべて慣れ、一度は失敗しないと上手には慣れませんよね。何につけても。
可憐なマタタビの花
☆この時期のババの仕事
*我が家では味噌も造ります。
この時期(土用)頃が味噌の天地返し。
以前は、農協の生活課の指導で専門の施設を使って、自家産の大豆、米を持参して味噌麹まで作っていたんですが、近年は食品衛生面(食の安全、安心)で保健所が厳しくなって、今は仕込み前の工程迄は専門の農業法人で負かっています。
仕込みから、自宅に持ってきての作業になります。土用時期が味噌の天地返しの時期。
暑くなるこの時期に天地返しして、発酵を促すためでしょうか?
*梅干しの土用干し ババは去年から作り始めました。それまでは僕の母が漬けていました。
南高梅を使っています。今年は天気が悪いから土用干しも大変でしょう。
雨にあたるとカビが生えるからです。3〜4日天日で干すことを「土用干し」といっています。
表面が乾いてシワが寄るまで干します。勿論、天候が悪いと日数も多く要します。