☆牧之庵で友と飲み会
昨日はブログを休んでしまった。
昨夜、旧六日町、塩沢町の友人カップル2組が来てくれて、我々も便乗しての飲み会でした。
ババの親しい友人の奥さんが一人だけ居座って四方山話に花が咲き、いつの間にか今朝の2時になっていました。
僕も飲み過ぎたり、日付が変わってしまったので書き込みを断念しました。
両カップルとも登山が大好き。特に六日町の旦那さんは、「日本の山・百名山」を残り数カ所を残して登頂しているそうです。元来の山好きもあって建設業の傍ら数十年来、環境庁の仕事を頂いて県内各地に山の管理(山小屋の建設、メンテナンス等)で忙しく駆け回っています。
そんなことで、熊との遭遇は何時ものこと、特に今年は頻繁に出遭うそうです。先般ブログでご紹介した「馬鈴」を身につけて出掛けるんだそうですが、熊とて人間様は恐怖な訳で山のマナーとルールを守れば、別にどうって事はないんだといってます。
未登頂の山は遠い所が残っているそうで、退職後にゆっくり楽しみながら登りたいと語っていました。
牧之庵の閉店後に、ババとインフルエンザの予防接種に行ってきました。
お客様商売をしているんで、歳を考えての初めての試みです。今までは、考えても見なかったこと。
俄に歳を意識しての選択でしょうか?
暮れ行く年、迫り来る冬、重ね得る歳・・・・・・・・・・すべてが繰り返される刻。
☆塩沢名産「はっか糖」
僕が幼少の頃は、遠方へのお土産や贈答用に塩沢名産として「はっか糖」が使われた。この辺では、俗名「はっか棒」と呼んでいます。
塩沢町内にある5,6軒のお菓子屋さんの店頭には必ず「はっか糖」が並んでいます。
巻たばこサイズで太さは1㎝程度で棒状のお菓子だ。雪のように真っ白で口に含むとスカーッとした清涼感、サクサクした歯ごたえ、ハッカのスカスカと砂糖の甘味が程良く調和して、後味に爽やかさが残る。タバコのように口にくわえて吸うとスカーッとしたハッカの清涼が空気と共に入り込み心地よい。中は空隙があって、ここにサクサクの秘伝がある。
老舗の青木商店
はっか糖の原料は極めて単純で、「ハッカ草」に水、砂糖、水飴だけ。すべてが手作業で熟練された職人の技だ。
近年は満ち溢れるほど様々なお菓子が出回り、豊富な種類と口に肥えた味覚で以前ほどの脚光は浴びないが、近年、地元の名産を見直し、薬用としての効能から静かなブームが起こっている。受験生の眠気覚ましに、和のお茶菓子に名産としてのお土産等に珍重され始めた。
さて、主原料の「ハッカ草」なるもの。「和種ハッカ」と呼ばれる。
和種ハッカ(薄荷)
別名「メブサ(目草)」とも呼ばれる。文字通り、目が疲れたときに葉っぱを揉んで汁を搾り目薬として使われたという。
以前、田圃の区画整理がされていなかった頃は、ごく自然に川縁や田圃の畦の湿り気のある所に自生していた。今でも川岸で見られる。シソ科の宿根草で草全体にいい香りがする。ハーブの仲間だな、近付くとすぐ分かるほどだ。
乾燥した物を蒸留して精油すると、薄荷脳と薄荷油が取れる。昭和初期頃は世界の生産量の80%を占めていたんだそうだ。
和種ハッカはメントールの含有が多く香料、医薬用に用いられて来たんだそうです。近年は合成メントールが出来て、僅かに北海道で生産されている程度で、ブラジルが主産地だそうだ。