インターネットで「セカンドライフ」と検索すると、膨大な件数が表示されてビックリさせられる。
如何に「団塊の世代」、「第二の人生」に関する世間の関心が多いかが伺える。
メデイアも様々な角度から取り上げ、そこから取り込もうと様々な商法意欲が感じ取れる。
こと年金に関わる問題になると、突出した人口故に殊更迷惑呼ばわりにされている風潮があるが、不愉快極まりない。
団塊パワーが築き上げてきた業績は、今更論じべきもないが、バブル崩壊後は、陰の要因を一手に負わされているかの如くだ。
毎度、新聞記事からの引用で恐縮だが、讀賣新聞の広告ページに「セカンドライフ」を大きく取り上げられたことがある。
野村総合研究所の斉藤室長によると、セカンドライフを考えるに当たって「3つの生き方」を基本にしているという。
1つは「道楽的生き方」。趣味や旅行など、やりたいことを愉しむ自己実現生活だそうだ。
2つ目は「稼ぐ生き方」。老後の資金や自己の願望を達成するための原資、健康維持、生き甲斐を求めて定年後も働くという関心が高いそうだ。
3つ目は「社会還元的生き方」。長いこと培った経験から、社会貢献しようという考え方だそうです。無論、3つの生き方に限定されるものではないが、これらを組み合わせて充実してくるという考え方の様だ。
第二の人生を創造的にデザインすることで、これまでの画一的な「老後」のイメージを覆す、斬新で多彩なライフスタイルが産まれてくる筈だと述べている。
キーワードは「挑戦」、「多様性」だと氏はいう。
言われてみればごもっともの様だ。ちなみに自分は?と思いきや、1つ目と2つ目を合わせ持ち、3つ目が些か含まれているのかも?
画一的な「老後」のイメージを覆す、これぞ「団塊パワー」ぞや。
まだまだ我らはこれからぞ!