記録的な暖冬、少雪で此処雪国は支障が出てきた。
そろっと始まる各地恒例の「雪祭り」、「冬のイベント」が少雪のために頭を抱えている。
織物で有名な隣市十日町の「雪祭り」、六日町の「雪祭り」、当地塩沢の「雪譜まつり」等々、雪像作りやイベント会場のステージ作り等に必要な雪がないのだ。
今朝も早々、建設会社のダンプカーが列をなして走っていった。
スキー場も土が出始めた。
応急処置に外部から雪をかき集めて、土の出始めた箇所の雪の補充だが、動かし解した雪は、いくら圧雪しても消えが早いのだ。
建設業者も苦境に遭いでいる。
除雪に備えて、機械やオペレーターを配置し万全の構えで体勢を整えていたが、繰り出した作業は、数えるほどだ。
これでは、商売にならない。
このままの状況で推移すれば、雪消えは早いが、その後の工事がなく、作業員は待機となろう。
スキー場もシーズンが短くなって、唯でさえ不調なのに、輪を掛けて追い打ちを掛けられる。
雪国は、ある程度の雪が降らなければ、産業が成り立たない。
水不足も心配だ。