☆いっぱい採れた「アブラコゴメ」
今日の定休日は予定通り信州に山菜採りに出掛けた。
4時に起きたが外はまだ暗くて1時間ほど遅らせて出発した。
目的は「イッポンワラビ」(俗名・アブラコゴメ、アカコゴメ)とクサソテツ(俗名・コゴメ、トンビゼンマイ)、コゴメはコゴミとも呼ばれるが、この辺では、コゴメと一般的に呼ばれている。
牧之庵からは1時間ほど掛かる県境の栄村、あちらでは、コゴメは殆ど採らないみたいだ。
ゼンマイ採りが忙しくてコゴメなんかは見向きもできないらしい。
今頃の時期は、何処の農家の軒先を見てもムシロを広げて、いっぱいのゼンマイが乾してある。
ゼンマイは、手間は掛かるが高く売れるから農家の方は本格的に採ってるようだ。
僕等はゼンマイは採らない事にしている。地元の山を荒らしては失礼だし、貴重な現金収入だからだ。
「まだ早すぎるかな?」そんな予想をしながら例年お邪魔する現地に着いた。
「ウヒャー!ある、ある!」早すぎるどころか今がピークだ。ちょっとした偵察気分が、本格的な山菜採りになりそうだ。
朝食も食べずに出掛けて、9時頃には帰宅する予定でいたが番狂わせ、帰宅時間はお昼近くになっていた。
早速、ブルーシートを敷いて取りあえずは広げて、後はお婆ちゃんにゴミ取りと仕分けを頼んだ。
それにしろ腹減った!早朝から朝飯抜きで動き回り、もうお昼時間・・・・・・・・。
アブラコゴメは、この近辺ではまだ初物、ババが少しずつご近所にお裾分けした。
当面の使う物を残して、茹でて塩漬けして保存する。
仕入れした山菜だけでは味気ないので、端境期の牧之庵の「山菜そば」などに付け足しで供される。
◆去年は5月17日に今日と同じ場所に山菜採りに行っている(ブログより)。今年は、如何に早いかが伺える。
☆かえし作り
まともでも一日掛かりの「かえし作り」、とんだ山菜のハプニングで半日を費やしてしまった。
これから始めたら8時頃まで掛かりそう。
今は4時、今回は6斗(1斗は18㍑)の醤油で作る。まだ3斗目が火に掛かっている。
前回は去年の8月に作ったから、今使っているかえしは、8ヶ月寝かした物なのだ。
今日作っている物は、夏から秋にかけて使うための準備だが、最低でも3ヶ月は寝かして熟成した物を使いたい。
◆「かえし作り」については、昨年の8月23日のブログで紹介済みにつき省略です。