早朝の事。4時頃だったろうか?
「ザザザザー・・・・・・・・」、もの凄い雨の音で目が覚めた。雷も鳴り出した。
ほんの一瞬の出来事だったが、先日の通り雨もそうだった様に、何の前触れなしの土砂降りの雨に驚かされた。
あれ!何事かいな?と思うほどに、雨足が速く、切り上がりが早いのも特徴だ。
今日は、雨降りの一日かい?、と思いきや、蒸し蒸しの猛暑となった。
[ストップ温暖化大作戦・CO2削減「一村一品」プロジェクト]、今日の朝刊一面を使っての大広告のキャッチだ。
今年度から始まった環境省の事業で、各都道府県の地球温暖化防止活動推進センターが中心となって、それぞれの地域の創意工夫を活かした取り組み(一品)をとりまとめ、相互地域間の連携を深めて、一層の推進を図ることが目的だそうだ。
都道府県の中から代表となる一品が選出され、全国大会でグランプリを選出するそうだ。「CO2削減のカギは、地域の取り組み、主役はあなたです!」と喚起を促す。
確かに、ここ十数年はおかしい?
先ずは、気象環境の異変、すべてが温暖化だけの現象でもなかろうが、素人の我々から見ても、それに起因するところは大きいと実感する。
雪国に住む僕等は、真っ先に降雪量が減った(暖冬)事と、季節感に、ずれが生じてきている事に実感としての異変を感じる。
季節外の台風の発生、局地的な豪雨や干ばつ、つい先日の記録を塗り替えた猛暑、地球規模から見れば、相当な異変だろう。
このまま推移すれば、北極の氷が消えてなくなるとか、北極圏では、国土が溶けて無くなっちゃう国もあるとか。
地球規模での取り組みが急務なんだろうが、人類は目先の打算と駆け引き等が優先で、「地球環境」、「核」の大きな問題になると、存亡の危機なのに見て見ぬふりをする。
そのことからすれば、この「一村一品」運動は、始めることに大きな意義があるように思える。
先ずは、自分から、自分たちで、村町から地域の発信、県単位の連携で国が推進をとりまとめる。
最近は、田舎でも野焼きの黒煙を見ることがない。
一般家庭から発生する燃焼ごみを燃やせなくなったためだが、これだけでも大変な進歩だろう。
「自分から、自分たちから、地域から」が、徹底された大きな改善の一例だろう。
こんな戯言を言うと、お怒りを被るかも知れないが、先日行われた我が集落の神社祭典での一齣。
社で宮司をお迎えしての祭事が行われた。
祭事を終えて、御神酒を頂いての席で、宮司が「平成25年の伊勢神宮の式年遷宮に向けて、着々と準備が進められています。
20年ごとに、社や小さな建物にいたるまですべて新しく建て替えられます。
時期が参りましたら、氏子の皆さんには、ご寄付をお願いする事になりますが、宜しくおねがいします」とのご挨拶があった。
止せばいいのに、咄嗟にいつもの戯言「今、地球環境問題で取りざたされていますが、お伊勢様も、あれだけの社を20年サイクルで建て替えとなると、ものすごい量の大木が切り倒されますね?
寄付は信仰心からの浄材ですからそれとして、自然環境保護の見地から、式年をもっと長くはできないんでしょうかね?
時期が時期だけに、神様も納得され、お喜びになるんじゃないですか?」と、宮司は、ただ黙ってうなずいておられたが?
あのうなずきが気になった?
概ね、同感のうなずきか?戯言に苦言を呈するに値しなかったのか?
「一村一品」には値せずか?グランプリものだと思うんだが・・・・・・。いかがなもんかいね?
バカの戯言、耳障りでしたらお聞き流しを・・・・・・・・。
お伊勢様も御容赦を。 礼拝