手前のピンク色は「ウツギ(アカバナ)」で、2分咲き程度かな。
真ん中の白い花は「バイカウツギ」で、今や満開。奥の高いところで咲き出した「ウツギ(シロバナ)」は、ウノハナで知られている。
この場所は牧之庵の裏側で、日当たりが悪いためにウノハナの開花は遅れているが、正面では7分咲きくらいまで開いてきたよ。
♪ウツギ(アカバナ) ユキノシタ科?
此奴は、珍しい品種でしょう?樹木図鑑やインターネットで調べてみても、今までお目に掛かった事がないんだね。
花の付き方、葉っぱの形状も全くそっくりなんだ。
タニウツギにも、希に白花がある様に、おそらくはそう言う類なんだろうと考えるんだ。
隣町の草花好きの知人から挿し穂をいただいて増やした物なんだね。
これも実生で容易に繁殖するんだね。花弁は5枚、奇麗な花だ。
♪バイカウツギ(梅花空木) ユキノシタ科
今や満開だ!此奴も、この辺では自生の花は見られない。
梅の花に似てるから「梅花空木(バイカウツギ」って名があるんだね。
確か?信州の秋山郷から穂木を採ってきて育てたんだね。花弁は4枚で可愛らしい花だね。
♪ウツギ(空木) :別名 ウノハナ ユキノシタ科
ウツギ属を代表する花、ウノハナで知られてるね。長野県の南部の方に行くと、ごく自然に山野で見られるね。
この近郊には、全くと言ってほど見かけない。数十年前に、近くの山で偶然に見つけたんだね。
あちこち動き回っていたんだが、今までの記憶では、これ一株を見ただけなんだ。
数本の穂木を切り取って挿し木で増やしたんだね。
この地方の、気象風土に適合しないのか?って思うんだけど、そんなことは全くないね。
その証拠には、牧之庵の庭では、遜色なく育ち、零れた種子で幾らでも繁殖するからね。
おそらく、そのチャンスが無かっただけなんだろうね。