☆今年のクルミは?
お彼岸の頃からクルミ拾いの時期が始まる。
昨年、あれほど拾ってきクルミだが、殆ど出尽くして残り僅か、あと1回出せば無くなる量までに使い切っていた。
よくもまあ、あれだけの量を炒って割ったもんだと、自分ながら感心し、使った量にも驚かされるよ。
シーズンを通して、オフに使っていれば、もうずっと以前に無くなってしまっただろうね。
親爺が時間を割いて拾ってくる量だから、自ずと限界があるんだよ。その年に調達できた量から割り振りして、週末や、連休時期を主体に、上手に調整して使い切るんでね。
そんなわけで、在庫が残り少なくなった事を見極めて、今年もまた偵察に出掛けてきたんだよ。
3日ほど前に初回の拾いに行ってきたんだね。去年いっぱい拾ってきた場所に行ってみたら、全くの不作で殆ど実がならなかったんだね。
「よわったな〜、ちょい、やばい感じ」そんならばと、別の場所に行ってみたが、ここもやっぱり駄目みたいなんだよ。「ほんとに困ったなあ〜、今年は不作なのかなあ〜?」
「そうだ!あそこはどうだろう?」ずう〜っと以前、蕎麦屋を始めるもっともっと前に、従兄弟に連れていって貰って、いっぱい拾ってきた記憶が甦った。
早速、牧之庵の営業が始まる前に従兄弟に電話して確認したんだね。その場所は随分と前の事だから、すっかり忘れてしまったんだね。そんならば、店が終わったら直ぐ来てみないかという事だった。
明日は定休日、いっぱい落ちていれば明日拾いに行ける。案内されて現地に飛んだ。
クルミの木だけはいっぱいあって、遠目でも確認できた。木の下から上を眺めると、いっぱいなっている!下は草茫々で、何にも分からない。草を掻き分けて覗いてみた。落ちている!
軽トラには、常時七つ道具は装備してある。従兄弟も手伝って、少し拾ってみることにした。30分もしないうちに、籠にいっぱいになった(成果は上の写真)。明日出直して拾いに来ることにして帰宅したんだね。
そんなことで、明日は「クルミ拾い」の目途がたった。
何とか、そこそこの量は確保できそうだね。明日のお楽しみって事で・・・・・・・
☆今年の穂紫蘇
無くなったっていえば「穂紫蘇」も同じ、昨日の朝に実が固まった箇所を選んで、切り取った。全体的には、まだ早い感じだが、それでも葉っぱが黄色くなってきた部分は、しっかりと実っている。
枝から葉っぱを取り除いて、漬けるに適当な大きさで穂木を切り、水を張った水槽に浸してアクを抜く。
今朝、しっかりと洗い流して、水切りをして塩漬けにした。二日もすればもう使えるんだね。
実の固まりを待って、もう1回本格的に漬け込む作業が残っている。
薬味に、ほんのちょっと添えるだけの「シソのリン(穂紫蘇)」だか、1年中使っていると、これまた驚くほどの量にビックリさせられるんだね。
母親が葉っぱを取り除く 鋏で適当な大きさに切って 水槽に浸してアクを抜く
水切りをして にがりの効いた粗塩で漬け込む
明日は忙しい!
先日作って寝かせておいた「柿渋」、こいつも1回目の濾過が待っている。
そして「クルミ拾い」でしょう。
それにね、畑も待ってんのよ!「野沢菜」の種蒔き、来春用の「春菜(菜の花)」、「ホーレンソウ」の播種でしょう。そうそう「三つ葉」の定植もあるんだよなあ。
時間を割いて、本家に仏様参りにも行かなくっちゃ。ババが実家にお彼岸参りに行くってんで、おいらにも同行して欲しい様なんだけど、とっても無理な相談よ。
この時期は、本業は暇だけど定休日の方が忙しいなんて、変な感じよ・・・・・・・・???