山々が色付いてきた
紅葉が始まったよ。いよいよ秋も深まってきたね(牧之庵の真正面の山々)
「金城山」 山頂が雲に覆われた「巻機山(まきはたやま)」百名山
濡れ衣の花「セイタカアワダチソウ」
何を好んでか、数年前から牧之庵の前に住み付いた「セイタカアワダチソウ」
数日前にお越しの熟年女性の御一行様。帰り際に、お一人のお客様が「まあ!これってセイタカアワダチソウ、お花は綺麗だけど、花粉症の元だよね〜」そして、もう一方が「そうそう、ブタクサでしょう。アレルギーの元よ!」
可愛そうに、ブタクサになっちゃったよ。一度着せられた濡れ衣は晴れないね。
一時は、やれ花粉症だ、気管支喘息だ、アレルギーの元凶だと、厄介者扱いされてきた。解明されて疑いは晴れたが、いったん広まった風評は、何処の世界でも同じこと。悪いイメージはなかなか消えそうもないし、まだまだ知らない人も多いようだね。
実際、家のババだって最近までは「ブタクサ」って呼んでいて、好きな生け花の材料には、絶対使わないでいたんだね。こいつには悪いが、いまだ印象が悪いから、好んで使う程のものでもないしね。
切ってしまえば、余計な詮索もされずに済むが、せっかく好んで牧之庵を選んで住み付いた好しみ、無罪となったからには、ケチ付けられたらおいらが庇うか。これ以上、殖えないように維持しながらね。
庇い序でにもうちょっと、こいつを薬草に使ってる人もおるんじゃよ!
ちょっと覗いてくんなされ http://www.kusaki.net/seitaka.html
どうです?ちょっと驚きでしょう?これで少しはイメージが和らいだかな?
ツルウメモドキ
牧之庵の中休みを利用して、気になっていた「ツルウメモドキ」を、ババと偵察に行ってきたんだね。
毎年、少しずつ頂いてくる貴重な秋の贈り物、一箇所は毎年採りに行く場所なんだが、少し遅きの感じだった。来年用に、親木を残して脇枝を切ってきた。
もう一箇所は、今年初めて行く場所なんだ。分家の親爺から教えて貰ってね。
ところがね、こいつも種類が色々あるようで、ツルに刺がいっぱい付いてるんよ。軍手じゃ痛くて扱いづらいんだね。まるで野バラの状態なんだよ。初めて見たね、こんなに刺のあるやつは?それにね、時期がまだ早いって感じなんよ。
帰宅して、インターネットで調べてみたが、そこまで詳しく紹介したものは見つからなかったね。
確かに「八房ツルウメモドキ」とか「岩ツルウメモドキ」とか、初めて見る名前はあったんだが、種類まで区別した内容はないようだね。まあね「刺ツルウメモドキ」とでも呼んでおこうか?
左が刺なし、右が刺付き 左が刺付き、右が刺なし