♪長閑な時間
農家も稲刈りが終わって一段落、田圃の管理作業がなくなって時間的に些かの余裕が持てる時期。
しかし、それも束の間なんだね。
雪国の秋は足早に駆け抜け、11月の上旬からは、雪囲い等の冬の準備が始まる。
雪国の農村は、春の農作業が始まるまでの雪消え後のひととき、稲の収穫が終わり雪降り前までのわずかの時間が最も「長閑な時間」なんだね。
牧之庵の看板の近くに、役目を終えた案山子が集まってきた。
お隣の親爺さんの気配りで、道行く人々を楽しませてくれる。
暫し長閑な時間が流れる。
市内のあちこちで新米キャンペーンの幟旗が目に付くようになった。
牧之庵も沿道に3本の旗を立てた。
正直言って、蕎麦屋としては複雑な心境だが、さすがに、日本一の米には叶わない。
新そばならぬ新米に、お客様の関心も強くなってきた。
幟旗もまわりの風景に馴染んできたようだ。
もう、一週間が過ぎた。
♪またまたクルミだよ〜ん
今日は牧之庵の定休日。早朝に、またまたクルミ拾いに行ってきたよ。
熊が怖いから、奥には入らないことにしたんだ。
昨日紹介した場所なんだけど、またまた落ちていたね!いっぱい拾ったよ。
今日はお店がお休みなんで、時間の制約がないから2時間半もタップリ費やして拾ってきたんだ。
携帯電話を持って行かなかったから、ババが超心配してね、いや〜怒られた。
と言うのもね、帰ってきてみたら、市から注意報が配られていたんだよ。
クルミの木の下には絶対に行かないように、って書いてあるじゃないの!
これ見たら、そりゃあババも心配するわね。
最初に拾ってきてたやつは、表皮が真っ黒に腐って、水洗いするにはちょうどいい時期、試しに少しばかり洗ってみたんだよ。
今日の成果 こんなにいっぱいになったよ
水洗いして 乾かします