♪クルミ拾い
奥山で木の実が不作のため、各地で熊の出没ニュースが頻繁だね。
今年の秋は、クルミも不作のため、予定量を確保できなくて、蕎麦屋の親爺も焦りだしたようだ。
熊も怖いが、クルミも欲しい。最近、旧隣町で2件の襲撃騒動を聞いてからは、さすがにヤバイ所には行く気がしなくなってるよ。
二日ほど前の雨の日に、ふとある場所を思い出したんだね。そうだ!あそこに行けばあるかもな?そこには、暫く行ってなかったが、何となく予感がしたんだね。
朝の5時、外はまだ薄暗い。新聞屋さんが、ライトを点けて来たばかりだった。外は、小雨が降っていた。こういう時が、クルミ拾いにはチャンスとばかり、雨合羽持参で現地に直行したんだね。
人家も近く、道路にも近く、熊も安心。小雨も止んで条件も良くなった。期待を込めてクルミの木の下に「おお!落ちてる、落ちてる、こいつはいけるぞ!」無我夢中で拾い出した。
1時間も経たないのに、かなりの量を拾い上げ、何度も軽トラックの荷台に空けた。
木の上を見ると、まだまだ青い実がぶら下がって生っている。もう1回は、拾いに来られるな。兎に角、感が当たって一安心。これでなんとか、目途がたったね。
気が付けば、去年のクルミは完全に無くなっていた。よくもまあ、こんなに上手に使い切ったものだと自賛してる。
手の届く低い枝から、房ごともぎ取った青い胡桃 まとめて暫く放置すると、表皮が腐って黒くなる
昔から、二百十日(今年は8月31日)を過ぎると実が固まって、もぎ取っても良いといわれて来た。
♪瓶の中で秋が進む
5日ほど前に、玄関先の瓶に生けた山の木が、すっかり紅葉が進み、真っ赤になってきた。
10月2日に生けた状態 5日経ったら真っ赤に色付いた
羽広の葉っぱは「ホツツジ」、上部は「ナナカマド」