彼岸入りしたら雨、雨、今日も雨の三連チャン。
この辺はコシヒカリの収穫期、農家は連日の雨に足止めを喰らっている。
なんでだよ!あれだけ続いた猛暑の後に、肝心な稲刈りが出来ないなんてふざけてるよ。
☆クルミ拾い
今日は牧之庵の定休日だが、予定していた作業は出来ないので、晴れ間を割いて雑用(ホントに雑用だったね)、山にクルミ拾いに行ってきたよ。
猛暑の影響なんだろうね〜、全くの不作、尽く実の付きが悪かった様だ。
あちこち回って、辛うじて当たりついた。
それも、普段は拾いに行かない場所なんだが、おかしなもんで、こんな時には貴重な木に見える。
幸い、昨年に沢山拾ってあるから、繰り越しの在庫品で何とか凌げるか?
何たって、自然現象だから、無くなったら御容赦頂くって事で。
猛暑の影響だろうか、山の木の実も不作らしくて、熊の出没情報が入ってくる。
クルミを探して、方々を駆け巡っていると、大きなクルミの木の下に熊の捕獲檻が仕掛けてあった。
おお、やっぱり熊が出るんだな。
出掛けにババに言われた「熊に気をつけなさいよ。鈴を付けてってよ」 これじゃクルミも不作のわけじゃて。
クルミ一つとっても、オヤジは大変なんじゃよ、ホントにホント。
☆ホオズキが色付いて
僕等が子供の頃から、どの家の庭先にでも、ごく一般に育っていた「ホオズキ」だが、最近は殆どお目に掛かれなくなった。
秋を懐かしめる材料(郷愁とでも言っておこうか)としては、もう一つ「数珠玉(じゅずだま、じゅずくだま)」がある。
どれも、主に女の子の遊び道具になっていたんだね。
どういう訳か?我が家には、零れ種で命を繋ぎつつ今日まで、この「ホオズキ」と「じゅず玉」が存在する。
あの年頃?になると、かなり懐かしいらしい?そう、あのかなり年頃のこと。
「まあ!じゅず玉!」殊に、じゅず玉は懐かしいらしい。
今年のホオズキは、一際色付きが鮮やかだ。
☆穂シソの塩漬け
シソの穂が固まってきた。天辺から実を形作ってくるが、全体的に穂紫蘇としての収穫時期を見定めるのは難しい。
天辺から実が固まって来るので、下部にくるとバラツキがある。中間を見定めて根元から刈り取るのだが、今日は先取りに穂先を切り取り、アク抜きをして、塩漬けにした。
牧之庵では薬味用に、ネギやワサビと一緒に添えているが、少しでも早く、青々とした穂紫蘇を供したい思いからだ。
この時点で、残っている古い(昨年漬けた)穂紫蘇は用を無し、廃棄となる。