カーテンを開け外を眺めると、東の空が奇麗な朝焼け、少し霧が出てきた。
よ〜しゃ、今日は天気だぞ!とはいっても、出掛けるわけにはいかない「雪囲い」を予定していたんだよ。
例年より一週間も早いが、来週の定休日は予定があって出来ないんだね。
6時ちょっと前に作業体勢のつなぎ服に着替えて、デジカメ片手に外に出た。
比較的温かな朝、少し朝霧が川添に立ち込めるが、全面に広がるほどの寒さは感じられない。
余りにも快晴で雲ひとつない朝、写真に収めるにはインパクトがな過ぎてつまらない。
序でだから、2、3枚撮って陽が昇った。
そのまま家には入らず雪囲いを開始した。
軽トラに囲い材を積み込んで、ババの朝食の声が掛けるまでたっぷり2時間を費やした。
それにしろ良い天気、雲ひとつない快晴。朝食後は、つなぎ服の下に着ていたベストを脱いだ。
汗が出るほどに暖かい初冬の穏やかな一日だったね。
作業は牧之庵の真ん前から始めた。
定休日とは知らずにいらしゃったお客様が数組。
さにあらん、この天気だ「済みません。今日は定休日を頂いています。またお越しください」雪囲いの田舎のおっさん、恐縮しつつ弁明で必死。
それにしろ水曜日には、どういう訳かお客さんがいらっしゃる。
水曜日の定休日をご存じない初めてのお客様か、うっかり忘れてお越しなのか?
何れにしても、申し訳ない。本音、もったいな〜い。
気が付かずにいたが、山は最高の紅葉で奇麗に染まっていた。
金城山 巻機山
またまた作業を中断してデジカメに収めた。
腕が悪いか?カメラが悪いのか?パソコンに取り込んだら、どれ程のもんでもなかったよ。
かくして一日が暮れた。老骨鞭打って懸命に稼いだ所為か、節々が筋肉痛で痛む。
やれやれ、歳と共に去りぬ?じゃわい。
晩酌の回りが早いようだ。