池から湯気が
今日も良い天気になりそうだな。
お日様が昇って7時頃、池の水が温泉のように湯気を立ち込める。朝霧の元、放射冷却で外気より水蒸気の方が暖かいのだ。池の鯉も、さすがに寒いのか動かないで片隅にじっと(静かに)している。
昨日の雪囲いで、今朝はあちこちが筋肉痛だよ。力を入れて縄で縛るから、手のひらが擦れたり、腕が筋肉痛と、枝で引っかけた傷がヒリヒリする。
そば打ちの練りが、些か堪えたね。
論じていたらイタチごっこ
お手伝いのおばさんが来て話していた。実家は、同じ旧塩沢町内の東山の麓だが、猿の集団が出没して、実家の畑で収穫寸前の野菜を食い荒らし、全滅状態らしいんだね。
熊騒動が収まったと思いきや、今度は猿軍団、余程山奥には食物が無いらしい。
山の畑は諦めたが、今度は人里に下りてきて、人家の傍まで来るというんだね。
丹誠込めて育ててきた越冬野菜、収穫直前の被害に山裾の農家は頭を抱えているそうだ。あの手、この手で追い払うが、一日中見張りを置くわけにもいかず、猿の方がズル賢くて、すばしこい。
ほとほと疲れて諦めたそうだ。
自然保護の関係で、いろんな規制があるらしくて、銃の使用は禁止らしいんだ。特に最近は、保護団体がやかましいとかで、役所も対策に手を妬いているみたいだね?
「そんなら、保護団体とやらに見張りをして貰ったらどうなんだい?」冗談交じりでからかった。
でも当事者にしてみたら、冗談では済まされないよね。
自然と人間の共存関係、論じていたらイタチごっこ、困った問題だねえ〜。
初冬の実
立冬を明日に控え、庭先の草木の実が、今年最後の彩りを見せる。
赤、黒、紫、暫し初冬の陽射しを受けて、もう幾日もない最後の設え。
ヤブコウジの赤い実
実を落とす物、そのまま雪に埋もれる物、小鳥の餌になる物、何れにしても、もう幾ばくもない時間。
庭先も季節は冬に入った。霜も降りる。
数珠玉 ヤブラン ムラサキシキブ