昨日はババと「日帰り人間ドック」に行ってきた。
いつもは、牧之庵の定休日である水曜日に繰り込んで行っていたんだが、今年は検診センターの日程と合致せず、やむなくお休みを頂戴してのドック入りになってしまったんだね。
日帰りドックは、四十歳を過ぎた頃から休まずに毎年行ってるから、もうかれこれ20年近くは行き通して入るんだね。
検診記録は初回からファイルに綴って保存しているが、我が生き様がそのまま。
今更、紐解きて眺むるに、過ぎ去った20年のあまりの早さと、推移してきたデーターの変化に愕然とする。
まあ、老化現象は当たり前のこと、分かっちゃいるが「硬くなった」「鈍くなった」「弱くなった」そして、背丈までも詰まってきて、握力がまたダウン、動脈硬化が去年より?・・・・・・
最近は、新しい用語が飛び出して、メタボ、COPO(慢性閉塞性肺疾患)、肺年齢etc・・・・・・・・・・。
今年の検診は、肺に関する脅かしが加わった。
喫煙者にとっては、耳の痛い話なんだね。日頃、開き直って強がりを演じているが、実はねえ〜、根っから好き好んでタバコを吸い続けたい人なんか、そんなには居ないんだろうてことよ。
「百害あって一利なし」どう転んでも、強がりほざいても、本音はニコチン中毒に冒されていて、ただ止められない程の中毒者なりよ。
今回のドックには堪えたね!ストレートに煙草の実害をハッキリ言われては、さすがに参ったよ、ノックダウンだね。
それでねえ〜。ものは相談なんだけどさあ〜。実は、牧之庵の店内は全面的に「禁煙」にしたいんだよ。
その変わりにねえ、牧之庵の親爺も煙草から縁を切ることにする!
てめえから吸っていたんじゃ、様にならんから、まず持って、親爺が煙草から縁を切るって事よ。
その上で、牧之庵の店内は、すべて禁煙として、吸えるのは野外席のみって事でどうかしらねえ〜?
そう、そのCOPOってやつよ、どうも最近の言い方らしいんだけど、直ぐ前までは「肺気腫」や「慢性気管支炎」とか呼ばれていたんだけど、疾患を合わせてCOPCと呼ぶようになったとか?
昨日のドックの講話だと、非喫煙者の肺は、スポンジ状で小さな肺胞の柔軟性のある臓器なんだけど、煙草を長らく吸ってる人の肺は、硬くて使い終えたヘチマのようなもので、酸素を充分に取り込めないらしいんだね。
禁煙の効果も初めて聞かされたよ。
貰ってきたパンフを取り込んでみたんだけど、遅すぎる禁煙は無いんだそうで、実に効果が顕著なんだね。
禁煙5年で肺ガンのリスクが半分に、10年で元に戻るそうなんで、まあ頑張ってみようかと・・・・・