昨日は「桃の節句」、牧之庵の定休日と重なった。
ババと末娘は、二女の子供(孫の中では一番年下で一歳の女の子)を連れて出掛けた。
ジジは雑用が重なって、たまの休みも返上じゃよ。
早朝、村中を徒歩で配り物をしていると、道端の雪解けの隙間から、蕗の薹が顔を出していた。
集中的に降り積もった今年の雪は、そこそこの大雪となった。
ただ、ちょっと変わった現象が起きていた。
それは、寒中の雨だ。
ドサッと降り積もったと思いきや、翌日は突然、寒中の雨が降って来るた? それも1月、2月の大寒の最中にだ?!
雪は量こそ降ったが、比較的に暖冬と言える冬だったんじゃなかろうかね。
降っては湿り、湿っては降るのサンドイッチ状態。
ここに来て、にわかに春めいて、雪もゴソッと減ってきた。
冷たい流れの中で、一輪の可憐なミズバショウの花を見つけた。
リュウキンカも新芽が大きくなってきた。
春は、着実にそこまで来ている。
フキノトウは頂いてきた。初物(はつもん・はつもの)だよ。
初物を食べると、75日長生き出来るんじゃと、昔からの諺がある。
お客さんにお出しするほどの量じゃ無し、天麩羅にして寿命を延ばした?
ここ暫くの小春日和とは打って変わって、今朝は寒かったね。
寒暖の差が激しいから、余計に寒さが倍加される。
この時期まで来ると、ドカ雪が来ることは滅多にないが、必ずと言っていいほど「寒の戻り」現象があって、お彼岸頃まで、2、3回は予期せぬ寒波に襲われる。
花開いた雪割草や、福寿草が雪の下に30センチもスッポリ埋まる事も、ままある現象なんだ。
だから、春を急いで雪囲いを外したり、タイヤを履き替えたりすると、とんだ災難が待ってるんじゃよ。