昨日のこと。
早朝、床の中で普通じゃない寒さを感知した。
「この寒さは普通じゃないな、さては高い山は初冠雪か?」冬モードに切り替えていない体は、床から出るのを躊躇うが、覚悟を決めて床を抜け出た。
やっぱりなあ!窓越しから眺める山々は、ガスの合間から冠雪を確認できた。
居間に暖房を入れて、パジャマを作務衣に着替え、冷たい雨が降りしきる中をデジカメ片手に外に出た。
さぶ〜〜〜!一挙に現れた冬景色をパチリ。
初冠雪は何とか捉えたが、あっと言う間に雨雲が姿を隠した。
時期的には、驚くほどの事態ではないが、これ程一挙に周辺の山々に初冠雪を見たのは珍しい現象だ。
通常は、もう少し早い時期に高山の山頂に冠雪があって、2.3回繰り返して中腹に降りてくるが、今回は中腹は疎か、ちょっと標高の高い人里は、一挙に初雪となった。
10センチほども雪を積んで、下ってくる車の上を見るにつけ、直ぐそこまで来た冬を感じ、冬支度に備えなければと思いが馳せる。
忙しい季節が、また忘れずにやってきた。
ついこの間まで「あっついない!」と、連日の嘆きが嘘の様。
もう「さぶいない!」に変わっている。
今日も終日、外は冷たい雨、ストーブは勿論だが、コタツが作られた。
まったくだ「秋を飛び越え冬が来た」