☆清水園(国指定名勝)
県下にこんな立派な庭園があったなんて、ちょっとビックリした。
話には聞いていたが、我ながら見識の低さを改めて認識、されどこの年に至っては、如何様にも為りがたく、為すがまま、御身任せて進むより術なし。
立派な案内看板に、国指定名勝「清水園」と、国重要文化財「足軽長屋」が認められ、新発田藩の往時が偲ばれる。
順路に従って見学しつつ園内を進むと、資料館にたどる。
藏造りの資料館には、新発田藩に関わる資料、鎧兜などのほかに、古来の民族資料なども展示されている。
今回は特別に、堀部安兵衛、吉良上野介に纏わる資料が展示されていた。
ゆっくりと資料館を見学して、外に出ると、一人の長老の方が隣接する食事処から「どちらからですか?」と、話し掛けられながら近寄って来られた。
ボランテアで案内をしてくれる方らしい。
見るからに見識のある学者、歴史の先生って感じがする。要所要所を丁寧に御案内いただいて本当に有り難かったね。
近江八景を摸した回遊式庭園、園内には趣の異なった五つもの茶室がある
遠路の飛石は直打が多いように思われた。 どの茶室も丁寧な職人の技、趣のある味を出してる。 雨落ち、沓脱石(軒内三石)、軒打ち、手水鉢(一文字型)等、味のある、バランスの取れた匠の技、時として遊び心ものぞかせて、全てに心憎いほどの気配りが。
☆足軽長屋(国重要文化財)
流れる川は「新発田川」、当時の新発田藩、足軽が居住した木造茅葺の八軒長屋、興味津々で覗き込んだが、一部は中に入って見学できる。
よくもまあ、ここまで原形を留めて保存できたものだと、管理の良さにもビックリしたね。
☆菅谷不動尊 菅谷寺