高山には3.4回、標高数百メートルの直ぐそこまで(写真右)冬将軍が押し寄せてきた。
各家々は、雪降り前の準備で慌ただしい。
ここまで来ると、一日一日が儲け日、何時初雪が降ってもいい様に準備万端。
とは申せ、忙しい日課の合間を割いて施す無駄な作業、雪国に住んでいる者の宿命だ。
最たるものが、庭木や建物外部の「雪囲い(冬囲い)」だが、農家では越冬用に確保する冬野菜の保存等々。
白菜、キャベツ、人参、ネギ、大根・・・・・・etc。
特に冬の漬け物として栽培する、大根、野沢菜は収獲作業を含めて、下準備が大変だ。
今年の冬野菜は、天気不順の影響か出来が悪い。
大根は発育不良、白菜やキャベツ等の葉物も腐ったり発育不足だったりで不作だ。
スーパーでも、白菜やキャベツは破格の高値が続いているそうだ。
牧之庵の親爺は、この時期に至っても相変わらずの雑用男、天気不順で遅れに遅れたペンキ屋作業がまだ残ってる。
車庫のトタン屋根と壁面塗装、土蔵の屋根を済ませ、今度は白壁の漆喰(しっくい)補修に仕掛かり中。
急の冬バージョンに足場が架かり放しで放置状態。
雪囲いだけは、辛うじて終わった様だが、畑には越冬野菜が手付かずに残ってる。
ここ2.3日で、すべての作業を終えたいのだが、それもこれも天気次第。
何しろ、この時期の雪国はお日様が遠退いて、予定が未定なりよ。
明日、天気になあ〜〜れ。
どうやら明日は良い天気らしい。営業を終えてから、大根取りが待っているが、これまた予定は未定かも?