※我が村の老人衆の旅
♪「越中氷見&高岡の旅」
農村で育った青年衆は朝が早い。まだ5時前だというに誰彼となく床から起きる。
昨夜は早い時間に床に入った訳でもなく、折角の旅路、ゆっくりと朝を迎えればいいことに・・・・・・・・
「おい、朝風呂浴びてくるか」。冗談に誰かが「田んぼの水見に行ってきたか?草刈りいがんがか?」。
体に染みこんだ習慣、歳が重なって更に起床時間が早まって、おまけに増えるトイレの回数。
「おい、おまえ何回起きた?」そんな会話が当たり前の年代、これまでの他人事がいつの間にか、そのド真ん中にどっしりと座っている。
この歳になると、取りたくないのが歳、さりとて時は速度を上げて前を走り、余計なことに躊躇っていると後押しもするし、手を引っ張りもする。
何はともあれ朝風呂に行くべか。タオルを肩にぶっかけてひとっ風呂浴びてきた。
富山湾は直ぐ面前に広がるが、今朝は立山連峰は姿を見せない。近くに漁港が見えるし、遠方では定置網の作業をしているのか、小さく作業船が何隻も見える。
今日は大雨が来るらしいとテレビが報じていた。これが後に倉敷をはじめ、大豪雨になった事を帰宅してから知った。
☆宿(磯波風)の朝食
夕食は食事処で頂いたが、朝食は他のお客さんと一緒に広間で頂く。たしか?前回来たときには、こんな館は無かったが?どうも増築したらしい。
さて今日2日目(7/5)は、こんな感じで旅を巡る。残念ながら雨、傘を片手の見学になりそうだ。
☆宿を9時出発 → 道の駅 氷見漁港・場外市場 ひみ番屋街 → 高岡古城公園 → 高岡大仏 →
昼食「瑞龍寺門前レストラン(やすらぎ庵)」→ 国宝 瑞龍寺(ずいりゅうじ)→ 前田利長墓所 →
北陸道 小杉IC → 上越IC(下車) → 帰宅(17:30頃)
高岡古城公園
正直言ってちょっとガッカリ、何にも無い(゚◇゚)ガーン、此処は見学コースじゃなかったわい。
大仏寺(高岡大仏)の御朱印 ↑
雨の中を不満をこらえて雨傘をさす。雨は次第に強くなってきた。
高岡大仏
☆昼食 瑞龍寺門前 「レストラン やすらぎ庵」
ランチ定食(肉と魚を選べるが、肉で予約)
晴れていれば瑞龍寺は直ぐそこ、歩いて見学できるんだが、雨は止む気配なし、やむなく移動は車を使う。
胃の腑を整え、次を目指すはメーンの見学場所、国宝、瑞龍寺と前田利長墓所へ。
国宝 瑞龍寺(ずいりゅうじ)
総門(重要文化財) 山門(国宝)残念ながら修理中でネットが張られて姿が見えず
仏殿(国宝) 法堂(はっとう)
国宝)二代藩主前田利長の位牌を安置する
法堂(国宝)
抹茶を頂いて瑞龍寺の歴史を聞くも・・・・・・・外は大降り、かなりヤバイ!
前田利長墓所
凄い! さすがは加賀120万石前田利長の墓所
天皇廟か?それ程の規模の墓所 大名の墓としては破格の規模で日本一(12m)の石塔が見所