牧之庵の開業と同時に玄関先に「キンモクセイ」とサザンカを植えた。
苗木をショッピングセンターから買ってきた。植え床は幅が50㎝足らず、床土は30㎝程だろうか。
陽当たりは最高に良い。植えてから5年も経つのに花の咲く気配が全くない。
サザンカは毎年咲いていたんだが、去年の大雪で大分痛めつけられ、もうダメか?と、思いきや脇芽が出てきた。
この辺は、冬の寒さが厳しくてサザンカとて花が凍ってしまい、咲き始めは順調だが、最後まで咲ききらずに終わってしまう。
この「キンモクセイ」も、激寒の冬を乗り切り、芽吹きの季節になると元気がない。
ババがこの花の香りが好きで、どうしても玄関先に1本欲しいと言って買ってきたんだが、今年もやっぱりダメだった。
大気汚染が嫌う花らしく、汚れた空気の中では、枯れなくとも花は咲かないんだとか。
かといって、こんな田舎の環境条件、良すぎても悪いわけはなし。やっぱり冬の寒さを嫌うのか?
秋に旅行する先々で見事にオレンジ色の花を咲かせている。
甘いほのかな香りが遠くからでも漂って「ああ〜、キンモクセイだ!」とすぐ分かる。
一斉に散った花びらも奇麗で秋を演出してくれる。ババが羨む気持が分かる。
花を付けずに今年も寒い季節がやって来た。
やっとの事で回復して、もう来てしまったこの寒さに耐えきれないのかも知れないね。
ちょっと無理をさせてしまたのかな?
☆ちょっと一服
22日の定休日から、大工まがいの仕事にはまっている。
今年は、牧之庵専属の大工さんが特別忙しそうで、去年の大雪で壊れた作業所の修理に来られそうもない。
いつもなら、時々顔を見せに来るんだが、駐車場の塀の仕事以来、とんとご無沙汰だ。
忙しそうだから自分で始めて見たら、はまってしまった。
作業所は今は不要の建物、農作業を自分でやっていた頃と違い、今はすべて依託に出してすから中にはガラクタでいっぱい。
昔の古い板戸、民具、最近始めたツル細工の材料や作った物、所狭しと散在している。
あればあったでガラクタでいっぱい、なければ何とかするんだろうが、それにしろ半分は使っていない。
かといって、壊れっぱなしで降雪を向かえる訳にもいかず、取りあえずなんとかしなくてはと、始めてしまった。
幸か不幸か、昔外したアルミサッシュが何枚もあった。1枚取り付けたら結構様になった。
やり出したら凝り性の自分が居る。
どうせ不要のサッシュだ、片付け次いでにもう1枚、3枚も入れてしまった。
どうなる事やら知らないが、次々とエリアを広げてしまった。
兎に角、今は寸暇を割いて「大工まがい」に余念がない。何時になったら終わるのやら?
時は今、いつ雪が来ても不思議でない時期だと申すに・・・・・・・。