☆一斉清掃の日
今朝、6時から南魚沼市の「一斉清掃の日」だ。
各戸一人と老人会も応援に繰り出し、集落内のゴミを拾い集めた。
主に主要道路沿線、主要河川敷のポイ捨て(不法投棄)の清掃だが、拾い集めたゴミは規定の選別をして、市から配布されたゴミ袋に入れ集積、後日に回収車が収集に来る。
ビックリすることには、河川に自転車、パソコンが投棄されている。
どういう神経なのか、理解に苦しむ感覚だ!それでも去年に比べると、一般的なポイ捨ては少なくなって、半分くらいの回収量に減った。
捨て主は、市民か外来者なのかは判別が困難だが、全市民参加の一斉清掃は、結果から見る限り効果があるようだ。
圧倒的に多いのが、アルミ缶とペットボトルだが、これも道路沿線より河川敷に多い。
捨てるという行動自体は、どちらも同じだが、多少の罪悪感があるらしい?
おそらくは、川に捨てれば「流す、流れる」という意識が働くんだろうが、捨てる行為は何の変わりもない。
この川には「いとよ」と呼ばれる、絶滅危機の淡水魚が生息している。
近年は、河床までヨシや雑草が繁茂し随分汚くなってしまった。
繁茂した雑草に捨てられたゴミが閊えて、かつての清流といわれた河川も見るに忍びない。
☆菜の花が花盛り
それでも、救われることに、この河川の土堤(堤防)敷の一面に菜の花が黄色に染まっていた。
牧之庵の隣の親爺さんが、種を蒔いてくれたそうで、実に喜ばしく有り難い心あるご好意だ。
ポイ捨て者に、この好意の爪の垢でも煎じて飲ませたいものだ。
作業終了後、切り花用にいただいてきて、ババが生けた。
鮮やかな黄色は春の代表花。桜は散り始めた。
昨日は鶯の初音を聞いた。
時季まさに、春爛漫の魚沼だ。