☆紫陽花と洋ユリ
連日の本格的な猛暑、今日は一休みで時折小雨日和、紫陽花たちが精気を漲らせ季節を独り占め。
牧之庵の周りの紫陽花もピークを迎えた。
一種類だけ遅咲きで初秋まで楽しませてくれる「十二単(ジュウニヒトエ)」という品種がある。
今時分に走りが咲いて、ゆっくりと次々に蕾を膨らませて開花する。
一般の紫陽花が終わっても、此奴だけは、シーズンが極端に長い。
牧之庵の駐車場を挟んで真ん前は、分家(弟の家)の花々と混じって今がピークだ。
お客さんが車から降りられたり、帰り際に足を止めて楽しんでおられる。
十二単(ジュウニヒトエ) 開花の時期が不揃えで秋口まで楽しめる
☆家中の花(生け花)
夏は生け花の日持ちが悪いとババが嘆く。
器中の水の汚れが早い上に、気温が高くて花の寿命が短いからだ。
最近は、いろんな生け花材が店頭に並ぶが、ババは安くて長持ちがして見栄えの良い材料を好むは当たり前のこと。
それに、店の雰囲気にマッチした材料で、時間を掛けずにそこそこに纏まってくれる材料。
好みもあるが、1年中の事、自ずと年間の生けパターンが定着したようだ。
カスミソウが主役(今日の花)