昨日の定休日は終日雨。
牧之庵の経理を担当してくれる人から、上半期の出納帳の記帳を催促されていた。
何だかんだの雑用から、延び延びとなっていた帳簿の整理をする。
吹けば飛ぶよなちゃちな蕎麦や、どれ程の記帳があるわけでなし、日頃からコンスタントに処理していれば、どれ程のことではないんだが毎年促されながら5年も過ぎたことになる。
午後は3時から、来年は小学生になる5歳の孫の保育園で「七夕お楽しみ会」があった。
丁度、牧之庵の定休日だったので、ババと行くことになっていた。
案内状には、それぞれの家庭事情を考慮して明記してはいないが、実は、祖父母の案内なのだ。
昨今は、家族構成の変化や複雑な家庭環境などから、小学校でも「父親参観日」等の個別の催しが自粛されるようになった。
古い言い方で言わせてもらえば、曾ての当たり前(常識)が消え去って、希の非常識が当たり前の様になってきた。
昔であれば、何の躊躇なく執り行われた催事が、今や悪いことでもするように遠慮して
大ぴらに出来なくなってしまった。
何で、堂々と案内状が書けなくなってしまったんだろう?
「お爺ちゃん、お婆ちゃん、七夕お楽しみ会に是非お出で下さい」と。
やんちゃで、落ち着きのない我が孫も、学校を来年に控えての保育園最後の七夕会、最後に孫達と一緒におやつの時間、みんなで集合写真を撮って一緒に帰ってきた。
当たり前のことが当たり前に行われる世の中に、もう一度帰って欲しいと七夕様にお願いしたい心境だ。