ジジとしてこれほど嬉しいことはない。
19日に長女の4才になった女の子、ママが保育園の迎えの帰りに家に立ち寄った。
オシャマだが、ママっ子で一人でお泊まりがなかなか出来なかった。
冗談に「今日はジジんちにお泊まりして、ジジとねんねしょうか?」どうした訳か「うん、今日はジジとねんねする」だって?どうせ帰る頃は気が変わってしまうんだろう。
この日の夕食は牧之庵でみんなで食べた。夕食が済んで、ママが帰る時間になったが、帰ろうとしない。
どうも本気らしい?ママが「大丈夫なの?ほんとに一人でお泊まりできる?ママは帰るからね」本気のようだ。
お風呂に入れて初めてこの孫がジジとねんねできた。それだけ成長したって事か?
床の中で余計なことを言ってしまった。
「牧之庵は明日はお休みの日だから、保育園をお休みして、ジジんちに居るか?」孫は「うん、そうする」だってさ。
疲れたのか直ぐに眠ってしまった。
翌朝(20日)、孫が起きてきた。保育園に行く気は全くないらしい。
昨夜、余計なことを言ってしまったので、後の祭り。ババが、ママに電話してお休みさせる旨の了解を得た。
20日(水)は、牧之庵の定休日。
折角、孫が始めてジジとねんねできたので、保育園は休ませてしまったことだし、何処かに遊びに連れて行ってやりたかったが、ジジとて雑用が溜まりに溜まっていた。
茶前(朝食前)に田圃の畦草刈り、2時間ほどの作業を終えてシャワーで汗を流して朝食。
今日は、庭木の刈り込みと決めていたのだ。
実は今日、二女の次男坊が2才の誕生日。夕方はお呼ばれの連絡を貰っていて、一家総出でお迎えが来る。
婿方のお母さんも来て、お祝いをすることになっているのだ。
夕方、時間ぎりぎりまで作業をして、孫と風呂に入った。
ババは、ご馳走を作って持って行くことになっているらしく、厨房に入りきり。ジジの剪定した小枝を軽トラに積むのを一生懸命手伝ってくれた。
ママが迎えに来て、ご馳走のお裾分けを持って帰って行った。
忙しくて、そんなに遊んでやれなかったが、ジジとババの側にいることが嬉しかったようで、満足して機嫌良く帰った。
ジジも嬉しい一日。
夕方、婿が迎えに来てお誕生会。
気が付けば、1本の焼酎が空になっていた。
イヤハヤ、少しやりすぎた。
帰りはタクシー、今度は長男坊がババんちに行くと言ってタクシーに乗り込んだ。
今夜は、ババが孫とおねんね。連夜の孫達のお代わり保育?
ところが今度はこの孫が、翌日(21日)保育園をずる休み。
甘やかしのジジババに親たちはお冠? 無理もなし。