暖冬少雪で標高の低いスキー場では滑走面には茶褐色の模様が出始めていた。
それでなくとも、ガソリンの高騰と少雪、いまいちパットしない景気の動向でスキーヤーが疎らのゲレンデだったが、久々に纏まった雪が降ってくれた。
大寒(21日)を目前に控えて、時期は正に真冬日だ。
昨夜当たりが今年一番の冷え込みだった様だが、東京さも寒い日が続いている様だ。寒いのは天気だけではない。
株価の暴落、円高傾向と、世の景気は真冬日が続く。
六年目(7月で丸6年)の牧之庵も、昨秋から極端にお客さんの入りが振るわない。
過去最低の推移で、この先が心配になってきた。
景気の冷え込み、特にガソリンの高騰が最たる要因なんだろう?
牧之庵だけかいな?そうでもないようだ。
同業者の声も一様に「どうなったんだ!極端にお客さんの入りが落ちてきている」と嘆く。
昨夜から断続的に降り続いた雪だが、積もってみれば期待はずれだ。
ふわっと積もった量は40センチ足らず、今までの積雪量が無かっただけに、この時期としては拍子抜けの真冬の光景だ。
☆雑誌の取材があって
今日は閉店後に、ある旅の情報誌の取材が来ることになっていた。
ところが、閉店時間の1時間も前に取材スタッフが見えられた。
折しもの雪で、予定が早く切り上がったらしい。
「済みません。お約束の時間が1時間も早くなってしまいましたが、待たせてもらっても良いでしょうか?」、「ああ、構いませんよ。
今から直ぐに始めてもらっても良いですよ。どうせこの雪ですから、もうお客さんは来ないですよ」。
お見えになった取材担当者は、以前、牧之庵が開店して間もなくの頃、一度紹介していただいた女性の方だった。
「新潟佐渡‘09」版、旅の情報誌で古民家の特集で6月中旬の発刊だそうだ。
取材があったが、お客さんはサッパリ・・・・・・・寒い一日だったない。