初物(はつもん)の「茗荷(ミョウガ)」
今年もお隣の親爺さんからミョウガの初物を頂いた。
ミョウガを食べると「物忘れする」っていわれてきたが、当の本人は毎年、葉月の声を聞くと、こうして物忘れもなく顔を出す。
こいつらは、どうして時期を覚るのか?その年によって、気温の度合いも相当の差があるだろうに、実に不思議だね。
昨年も、お隣の親爺さんが持ってきてくれたが、ブログを探ると全く同じ日だ。
この時期、麺の薬味にはミョウガが一番。中には、香りが強すぎて嫌いなお客さんもいらしゃるが、大半のお客さんは、喜んで食される。
夏には、欠かせない貴重な薬味だね。冷や奴や、冷たい麺のドンブリ物には、調達できる期間内は好んで使っているんだね。
こいつも、夏と秋に出る品種があるらしく、僕の親戚の家では、我が家のミョウガが、完全に終わった頃に持ってきてくれるんだ。
昔から、植える時期によって、採れる時期が変わる、って聞いていたが、どうなんかね〜?
我が家では、幼少の頃から同じ場所で育ってるから、ご先祖様の何方が植えたのかは定かでないが、日陰を好む植物には相違ない。
実際、周囲のミョウガの生育地を見ても、直射日光から避けて植えられているんだね。
日当たりの良い場所だと、自然に退化するんだろうね。
まあ、この歳になると、ミョウガを食べても、食べなくても、物忘れが激しくなったから、好きなミョウガをいっぱい食べて、逆療法で乗り切るとするか???
猛暑にお似合いの紅花
ババのお気に入りの「紅花」だが、ピークを過ぎたので、種取り用だけを残して全て切り取った。
お陰で、内も外も紅花三昧、残りはドライフラワーに回った。
「お父さん、種をいっぱい取って来年はもっと沢山作ろうね」ひとの苦労も知らずに、ババも簡単にいってくれるぜ!
とは言え、やっぱ此奴はいいや、切り花は日持ちがするし、余分のやつはドライフラワーにもできる。
言わずと、しっかり種子用は確保したんだね。
ババに根こそぎ切り取られないように、種子取りは支柱を立ててヒモで結わいておいたんだ。
もう暫く前に生けた奴、まだしっかりしてるね(ババの生け花コーナー)
時期一にして、我が家で愛読している新聞の付録雑誌に、この紅花に関する紹介があった。
毎月、新聞屋さんが集金の際に持ってきてくれるんだが、結構参考になるので、毎回保存して置くんだね。
「よみうりガーデニング」って雑誌なんだが、今回でVol.68と、なが〜く続いているんだよ。
その表紙の裏に、紅花に関する記述があったんだ。
勝手に紹介させていただくね。