それにしろ今日は寒い!朝からの雨、営業を始めたら止んだが、空は濃灰色の雲が重たくのし掛かり、やっと堪えている感じだよ。
埼玉の常連さん「ウウ〜寒い、家の方は暑い位なのに急に寒くなったね」半袖姿で背中を丸めて入ってこられた。
釣りに来られた常連さんも、冷えたんだろうか、どんと居座って酒盛りが始まった。今季最後の釣りだろうに。旅人も、釣り人も、そして農家は、もっとしんどい、居座った寒冷前線で稲刈りが中断、指をくわえて空を仰ぐ。最後の週末も台なしだ。
昨日の午後、二番目の娘に三人目の子供が生まれたんだね。
上の二人は男の子、待望の女の子が授かって、母子共々順調で有り難いことだ。
でもね、逆子が最後まで直らないで、予定日を前にして帝王切開になっちゃったんだね。
昔は、熟練の産婆さんや、ベテランのお医者さんがいて、お腹なんか切開しなくても、ちゃんと無事に生ませたんだが、最近は簡単にお腹を切っちゃうね〜。まあ、その方が母子共々安心なんだろうけどね〜。それに最近は、何か起こったときの責任問題が厳しいから余計なんだろうけど、それにしたって直ぐ切っちゃうんだね。
昨日は、2時から手術があって、ババが営業中途で駆けつけたんよ。
4時頃電話が掛かってきてね「お父さん、先程生まれたよ。手も足もちゃんとあるし、母子共々順調だった。長男坊と瓜二つで色白の女の子、生まれたばかりなのに、もう手をしゃぶってる」弾んだ声が嬉しそう。良かった、良かった。
手こずったのは、パパ(papa)が預かった二人のやんちゃ坊主、長男は小学校に上がって大分大人になって手が掛からないが、問題は3歳の次男坊、日頃ママべったりで、典型的なママっ子育ちだからパパ(papa)も大変なんだね。
上の二人は、当時牧之庵で預かってお産をしたが、今回はそうもいかない。長男坊が小学校に、次男は幼稚園に通い出したからね。幼稚園は、お迎えの時間がはっきりしているが、小学校は定まらない、坊主が帰宅したときに、家を留守には出来ないからね。
幸いにも、旦那のお母さんが泊まり込みで世話をしてくれることになったんだ。
これもまた大変、お母さんも苦労するよ。なにしろ、日頃ママ一辺倒で育っちゃってるから、ママがちょっと居なくなっても「ママ、ママ」事の子細がまだよく分からないんだね。幼稚園の送り迎え、学校の宿題やらで、とんだご苦労を掛けているんだ。
さすがにパパ(papa)も安心して、どっと疲れも出たんだろう。昨夜は、ババ(baba)が誘って孫らの大好きな焼き肉屋さんに繰り出したんよ。まあ、ささやかな出産祝って事でね。
これでジジも、4人の外孫が出来た。男女半々でバランスは良いが、初老から中期高齢者(今流行の言い方?)に向かって(向かいたくはないが、時の流れに逆らえず)振り子は動き、針は回る。
(関係ないけど、ババ(papa)、パパ(baba)の読みが分かり難いよね)