今日も朝から雨が降りやがる!そして春霞?
田圃の雪も殆ど消えて、この時期としては雪国魚沼の里とは、凡そ掛け離れた奇妙な光景なんだよ。
極端にシーズンを短縮されたスキー場でも、低いゲレンデの雪が消えて、茶色の土肌が見えてきただね。
二重三重の追い打ちが、止めを刺すが如く襲い掛かり、それでなくとも弱り果てた体力を容赦なく消耗させる。
どうなっちゃうんだろうか?考えることすら出来なくなった現状に悲観し、将来の展望なんか全くと言っていいほど見えてこない。
世は薄情なもんで、無情の雨が躊躇なく雪を融かす。こん畜生め!
2006年の豪雪を見てから、ここ3年間は少雪に苛まれる雪国、異常気象と異常不況、そこにはもう嘆きは消え失せる。
昨年の3月9日に撮影 今年の3月9日に撮影
上の写真を見て下さいな。去年と今年の比較なんだけど、撮影時期は全く同じ3月9日、これだけ違うんだね。去年だって、例年に比べれば三分の一程度しかない雪の量だけど、今年なんか全くない状態なんだね。
ここまで来ると、もうどうにでもなれと、諦めのムードが漂う。春は極端に早いが、世の中は氷河期だね。
そんな少雪の中で、奇妙な行動に出る蕎麦屋のオヤジがいるんだね?
放って置いても、直ぐにでも消えそうな畑の雪を、事もあろうに地下水で消しに掛かったんだ。下の写真は一週間も前の物、今じゃ全く消え失せたね。
そうなんだね〜?奇妙っちゃ奇妙なんだが、どうせ直ぐ消え去る雪ならば、もっと早くに消えさせてしまえ!って事よ。
昨秋に春用にと準備していた野菜類が、新芽を出し始めているんだよ。
そんならばと、手を加えて早くに消して、少しでも早く春野菜を採っちゃおうか、って寸法なんだね。
アサズキと、春菜(菜の花)が、ホーレンソウも、どれもこれも1ヶ月近くは早い感じだね。
アサズキ ホーレンソウ
ここは、かの有名な豪雪地なん?他所の世界にいる感じだよ。
数日前から、母屋周りと、庭木の雪囲いを外しだしたんだね。も〜う、ここまで来れば大丈夫でしょう?
でもね、一昨年なんか、3月12日に寒の戻りがあっちゃって、大雪が降ったんだよ。イヤ〜あの年には参っちゃったね。何しろ駐車場の消雪施設や、庭木の囲いは撤去した後だったから、一苦労したんだよ。
まあ、希にはそう言うこともあるから、心配には心配なんだが、大丈夫でしょうって事でね。
ホント、全く奇妙な光景だね。この先、思いやられるよ。予想も付かないね。