庭木の雪囲いを撤去した
3月最後の定休日。
今日は久々に、早朝から春先の雑用に追われた。ホントに雑用だ!雪国ならではの、何の多足にならない無駄仕事だ。
朝食前に、2台の乗用車をスタットレスからノーマルタイヤに交換をした。僕の専用愛車(軽トラック)は、庭木の囲い撤去の為後回し、先ずは、お嬢様と、おかか様の専用車から取り替えさせていただきました。
少雪と、雪消えの早かった今年の春、雪囲いで硬く縛られた庭木は、内部から新芽が芽吹き始めているんだよ。
今朝あたりから水仙が黄色い花を開いてきた。
畑仕事に余念がない隣のお爺ちゃんだが、昨日は枝豆の種を蒔いた。今日は、耕耘機で畑を耕していた。
そんな中で、牧之庵の親爺は?タイヤ交換をして、庭木の雪囲いの撤去に余念がない。
雪国の春先は、雪が消えると雑用に追われる。先ずは、雪囲いの撤去、冬タイヤの履き替え、母屋や作業所、車庫等のペンキ塗り等々。
農家は、稲作の準備で種籾の準備《種籾を塩水で選別して、種子消毒、浸種(発芽し易いように水に浸けておく)》する。
やがて、育苗のための準備で、育苗ハウスを建て、播種の準備(育苗箱の土詰など)が待っているんだ。
その合間に、畑仕事も始まるんだよ。その手始めが、ネギや野菜、花等の種を蒔く。
雪消えと共に、俄に忙しくなるんだね。
特に、今年のように春が早いと、何もかにも一緒になって、てんてこ舞いになるんだよ。はよう消えたところで、何回も穫れる訳でなし、幾分作業が前倒しされるだけで、せつらがない(ゆっくり出来ない)だけのこと。
はてさて、牧之庵の親爺といえば、山積みになっている春先の仕事の中で、取りあえずは雪囲いの撤去だけは終え、丸太ブランコと、倚子だけはセットした。
野外テーブル、ブランコも設置して、落ち葉の掃除をし終えたら雨が降ってきた
予てより、朽ち果てた庭先の塀、雪の所為では全くなくて、単なる老朽化、見るに忍びなきお姿になってしまったわい。
無理もない、開店当初の節約工事、堪えて忍んで今日まで、直し直して早7年、駐車場は取り替えたが、こいつだけは我慢して絶えてもらって来たんだね。
もう限界だよ!塀の方から根を上げたちゃった。
兼ねてから頼んでおいた友人が、基礎の型枠を組み上げて持ってきてくれたんだ。
「おい!型枠を組んで持ってきたから、はよう生コンを打っておけよ」
実は、早めに雪囲いを終わして、こいつを仕上げる予定だったが、そんなにできるわけもなしよ。
簡素な簾塀は補修不可能な状態 やむなく更新の基礎作業に着手したが、完成までには間がありそうだ
おお、忙しき春の雑用、蕎麦屋も忙しくなってたもれ。 作業を終えたら冷たい雨が降り出した。