休み時間の寸暇を塀の復旧作業に割いて、漸く基礎コンクリートを布設した。
連休前迄に、塀本体も自分で復旧するつもりでいたが、ここに来て雑用(主に山菜採りだが)が多くなって、どうも自力では不可能になってきた。
作業所に乱雑に収納してある材料を使って、簡単に復旧するつもりで一箇所に選び出して集積しておいた。
大工さんを頼むほどの大掛かりな仕事でもないが、ここに至ってはもう時間がない。
やむ得ない、馴染みの大工さんに電話を入れて来てもらった。
何時も突発的なのが親爺の取り柄、何とか連休前迄に完了して貰うように、お願いして了解を得た。
☆日に二回の山菜採りに
今年は雪が少なく融雪が早かったから、山菜の時期がみんな一緒になった。
山に行ってみると、雪消えの遅い日陰では「蕗の薹」が最盛期、陽当たりの良い場所では「クサソテツ(コゴミ)」が青々と伸びきっている。
茂みに入ると「コシアブラ」が大きくなりすぎて、もはや天ぷらには使えないほどに、かたや日陰では、まだ蕾の状態だ。
斜面には「山ウド」や「ウルイ(ギボウシ)」も大きくなって、陽当たりの良い場所では「ゼンマイ」が大きくなって呼んでいるんだねえ〜。
そうなんだよ、昨日はねえ、ゼンマイとコゴミ(コゴメ)に呼ばれてねえ、仕方ない?から行ってやったよ。
早朝には、ゼンマイ採りに繰り出して、午後から店の終わりを待って今度はコゴメ採りよ。
両方とも、かなりの成果ありってとこかね。
採ってきても、その後の処理が大変なんだね。綺麗に洗いながらゴミを取って、用途にあわせて仕分けする。
ゼンマイは綿取りをして、茹でてから、揉みほぐしながら天日で干しあげる(これは母親の仕事)。営業までには茹でて天日に干した。
水洗い綿取り 茹で作業 天日干し(手で揉みながら干しあげる)
コゴメも茹でてから、保存用は塩漬けにするんだが、昨日は遅くなっての作業だったから、半分は今朝の作業に持ち越した。今朝、仕残しの半分を水洗い選別して、茹で終えて塩で漬けたんだね。忙しかったよ、本業の作業前の仕事だからね。
よく水洗いしゴミを取り、熱湯で茹でる 塩漬けにして保存
先日の「イッポンワラビ(アブラコゴメ)」と、今朝漬けた「クサソテツ(コゴミ)」で、保存用の塩漬け山菜は来春までの使う量は十分確保できたねえ。