☆先ずは、南蛮
寒くなってくると、畑では野菜がメチャクチャ慌て急いでる?
そうなんじゃね、奴らも残された僅かの時間(雪が降るから)、それでも大きくなろう熟せようと、精一杯の努力をするんだね。
特に、根菜類(その中でも大根)は昨日、今日の比較がハッキリできる程に成長を急いでくるんじゃよ。
すっかり冬っぽくなった朝、南蛮(タカノツメ)が真っ赤になって、親爺が採ってくれるのを待っていた。
今年は、どうした訳か必要以上に作りすぎて、その処分に困っていたんよ。
こういった嗜好品は、そんなに大量を要すわけじゃなし、そんならばと別の用途を考える。
鮮やかな赤、何とも面白い生り様、此奴は面白いことに、当たり前に実を付けないんだね。そう、辺り構わず直立が好きなんじゃよ。形振り構わず、両手の指を真っ直ぐに開いた感じ。だから、全体のバランスが面白いんよ。
ゾクっと切って、葉っぱを取って、ババが生けたら?これまた面白いんじゃあるまいか?
そんなこんなで取りあえずは、どっちにも使える様に処理をした。
その一部が、どう?一石三鳥・・・・・・・、飾って、虫除けに、乾燥したら嗜好品に・・・・?ちょっと無理か?
☆次いで「牛殺し」!
「牛殺し」って、ちょっと聞き捨てならず!
実はね〜、こいつは晩秋に実を付ける、ある樹木の事なんじゃね。
村の友人宅で、見事に実を付けた謎の樹木?
はてさて、こいつは何じゃらほい?おいらに問うてきたずらね。
でもね、ホンマのところ、おいらも知らんのじゃよ。
持ち主は、造園屋さんから教わったとかで、何じゃらほんじゃら言ってたが?
とんでもない嘘名じゃった。
おいらも知らないんじゃから偉そうなこと言えんがだども、知ったかぶりなんかせんよ。
「おれも知らねすけに、調べてくるよ」
して、判明したり、その名は「カマツカ(鎌柄)」なり。
そんなこと、どうでもいい様な話だが、実はね、こいつをブッツリと切って、頂いたのよ。
ババが昨日の朝、生けたんじゃよ。生けたって言っても、凄いボリューム、何じゃんだろう?立てたって感じ。